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植物園の隣には動物園がある

※福岡市動物園ホームページより参照
※anno lab ホームページより参照

福岡市動物園は、福岡市植物園の隣に設置されていて、
料金は合わせて大人600円、中学生以下は無料である。
植物園から一度外に出てから動物園へ向かう。歩いて
いく場合は、小さなスロープカーでつながっているが、
今回は自転車なので、坂を下って動物園の正門に到着。


動物園のエントランス施設は2018年にリニューアルされ
ていてコンクリートの打ち放し、巨大な庇、水の泡のよう
に丸く開けられた窓によって、斬新な外観となっている。
階段前のキリンのようなのに象の頭がつけられた門は、
昭和8年にできた動植物園の門の一部分を復刻したもの。



丸い窓はまだまだ続く。建物の入り口のドアも丸い開口
の中に作られたり、通風のために開けられる窓もある。
丸く角のとられた建物の形や、壁から天井から至る所に
開けられた大小の開口で、わくわく感を演出している。



カフェに入ると、コンクリートの打ち放しの外観とは
一変して、木のシルエットを大胆にデザインした空間
が広がる。床や天井は木調の色合いとされ、窓から入る
光と、緑の間接照明により森の中のような雰囲気がある。



今年1月に、新しくペンギンエリアもオープンしている。
エントランスと同様に、コンクリートの打ち放しの斬新な
デザイン。水槽は鉄骨の上に載せかけられていて、下から
ペンギンの泳ぐ姿を見ることができる。納まりがすごい。



エントランス施設には、動物情報館ZooLabも併設され、
いろいろなデジタルコンテンツを楽しむことができる。
製作はanno lab(あのラボ)という、福岡を拠点に活動
するクリエイター集団である。ホームページによると、
anno labの野望は、世界一楽しい街を創ることらしい。



※すべてanno lab ホームページより参照

遊びながら、楽しみながら学ぶことができるデジタル
コンテンツ。見るだけでなく、声を出したり、触ったり
体を動かしながら楽しめるコンテンツとなっている。


anno labは、昨年訪れた国東半島の長崎鼻にある
不均質な自然と人の美術館もデザインされている。
光が装置によって視覚化され、自分の動きに合わせ
光が動き、音が奏でられる体験ができる場所である。


現在、動物園の中央部分の象のエリアは、リニューアル
工事中である。今回、時間がなく、動物園ではペンギン
エリアしか見ることができなかったので、リニューアル
工事が終わったら、またゆっくりと動物園に訪れよう。

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