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アール・ブリュットの美術館

アール・ブリュットと呼ばれる作品を展示する
美術館。数は少ないが、全国に点在している。
展示されている作品は、どれも圧倒的であり、
渾身の力を込めて心に迫ってくるものがある。


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はじまりの美術館 

約140年の酒蔵を改修してできた小さな美術館
障がいを持つ方の支援事業で建てられている。
場所は、福島県の猪苗代湖から車ですぐの所。

建物に目があり、顔のようなデザインが面白い。
こじんまりとした美術館だが、大きなテーブル
でくつろげたり、誰もが集える場所という
コンセプトにあった空間があり居心地が良い。




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鞆の津ミュージアム 

こちらも築150年の蔵が改築され美術館として
使われ、面影は残しつつ風景に馴染んでいる。
広島県福山市の鞆の浦は、小さな港町である。
路地裏を抜けると、海が眼前にぱっと広がる。
昔ながらの町並み、スケール感に癒やされる。




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藁工ミュージアム 

高知市の江ノ口川のほとりにある藁工倉庫を
改修し、レストラン、演劇ホールなどを併設
した複合施設となっている。ミュージアムでは
アール・ブリュットの展示により地域と福祉、
地域とアートをつなぐ活動が行われている。



どの美術館にも共通することだが、温かく
訪れた人をもてなしたいという思いを感じる。
手触りのよい素材、程よいスケール感により、
内部には、居心地のよい空間が広がっている。
来訪者や利用者から愛されている建物である
と感じる。また、いつかの旅行で訪れたい。


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