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ある日の街の夕方に

週末を楽しみにしている。福岡の街を散策したり、少し
遠くへと出かけてみたり、ときには泊まりで旅にでる。
その日は、夕方近くに小さな自転車に乗って出かけた。
いつものように天神へ。工藝風向に立ち寄るルートだ。


フォント、タイル、ドア、色合いすべて楽しい
通る度に見上げてしまうランダム感。いつか泊まりにこよう
手すりのパネルのデザインも負けていない
変化のある構成に惹かれている
路地はいつも気になる存在だ
工藝風向にふらりと立ち寄る。いつものコースだ

「一人の時間・日常」編 おだやかな日常に憧れる。
その日常の一場面に工藝風向のシーン。共感できる。

工藝風向を後にして次の角を右へ。はじめて通る道沿いに
三の丸スクエアという施設。中学校の建物が再利用されている
夕焼けにひかれて建物の間を進む
古びた建物に残る跡に想像を膨らませるのも楽しい
Artist Cafe Fukuokaは今年の9月にオープンしていた
Fukuoka Art Nextとという取り組みの一環だ

アートのある風景は暮らしを豊かにすると感じている

中にはシャジア・シカンダー氏の展示も、間に合わず

ムガル朝の細密画を世界をモチーフとした作品がある

シャジア・シカンダー氏はパキスタン出身の美術家。
2022年福岡アジア文化賞芸術・文化賞に選出された。

せめて建物を楽しもう。三角窓のある明るい階段室
Cafeにも立ち寄ってみよう
中にはアートが設置されている。見学だけでもよさそうだ
ここはアートに触れ合える機会を増やす施設
建物の正面に回ってみる。三角窓はこうなるのか
建物に切り取られた空や、窓に映る空に
建物のデザインや、緑との関係も楽しむ
ここにはアートを育み、循環する社会へというコンセプトがある
夕日に染まりつつある雲を眺め
夕方の光に包まれるイチョウを見上げ
葉っぱの形を楽しんだりもする
建物の回りはルリマツリの青に
鮮やかに広がるハギの赤紫に
黄色のメランポジウムで彩られる
淡いピンクのコスモスや
赤紫のコスモスも咲いている
黄色のメランポジウムは鮮やかで
マンジュギクの橙は深い色合いだ


出かければ、何かと出会う。季節や、その日の天気に
よっても街や風景の見え方は変ってくる。もちろん、
どの道を通るかも。何気なく、景色を眺めながらも、
その時々で目に入ってくるものがある。自然や建物や
アートが織りなす風景を、これからも楽しんでいこう。

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