永井靖樹

福山市の高校に勤めている高校教師です。平日は生徒のために、休日は家族と自分のために全力…

永井靖樹

福山市の高校に勤めている高校教師です。平日は生徒のために、休日は家族と自分のために全力を尽くしてます。まとまった休みが取れたときは、自転車にテントを積んで、チャリキャンをしています。

マガジン

  • 2013 日隆→新都橋

    日隆から新都橋までの自転車旅です。丹巴から八美に行く途中にある野湯は標高3500mくらいの所にある本当に素晴らしい温泉です。街灯など人工の光は全くない満天の星空の下にテントを張って温泉に浸かる。高級温泉旅館とは違った贅沢がそこにはあります。そして、そこから亚拉雪山を見ながら峠を越えて八美へ抜け、塔公高原を走って新都橋まで行きました。

  • 個人情報を守るために裁判所に訴状を提出すると・・・

    あなたは、こんな主張をする福山市の学校にこどもを通わせたいですか?  私が勤務する学校の同窓会が同窓会誌を作成することとなり、我々教職員の氏名・住所・電話番号も記載されることとなった。しかし、学校は個人情報保護法で禁じられているやり方で同窓会に教職員名簿を渡した。  そのやり方ではだめですよ。と校長に伝えたが校長は聞き入れず、仕方なく市教委に訴えた。すると、市教委は校長を指導したが、校長はそれを受け入れず、教職員の前で「私は教諭A,Bから詰め寄られ怖い思いをした。市教委からは不当な処分を受けたので、警察・弁護士にも相談し、刑事・民事両面から訴訟を起こすことを考えています。教諭A,Bから謝罪を求められていますが、私は絶対に謝りません。」と宣言した。そして・・・

  • 2008 香格里拉 → 麗江

    シャングリラ、そこは貧困も争いもない理想郷。ジェームス. ヒルトンの映画化された小説「失われた地平線」に出てくる架空の村。だが、中国の地図を眺めているとそのシャングリラがあった。漢字で「香格里拉」よし、行ってみよう。

  • 2024GW 吾妻山・出雲

    自転車にテントを積んで、ハイヅカ湖→吾妻山→出雲→波根→三瓶→飯南町→ハイヅカ湖と5泊のチャリキャンの記録です

  • 2002夏 スウェーデン&ノルウェー

    ロフォーテン諸島「そこへの旅は絵はがきの中に入っていくようだ」と形容されます。ネットで見たこの一文でこの夏の行き先は決まった。

最近の記事

8月14日 温泉→八美

 6:30 起床 まずは温泉に浸かる。それから、ゆっくりと朝食を摂る。メニューはまたカレー。美味しい。朝食後片づけをしていると、地元のチベタン男女8人が温泉に浸かりに来た。おじちゃんおばちゃんばかりだけど、遠慮してそこを離れた。30分くらいしても、まだ出ないので、遠慮しながら、湯船のそばのテントを片付ける。友人は9:15に徒歩で出発。今日は次の町「八美」まで30kmを歩く。ぼくはちょっと遅れて、9:40 出発。ちょうど峠で追いつくといいのだが・・・一昨年、この先の景色が見たい

    • 8月13日 丹巴→温泉

       今日明日が今回の旅行のメインイベントである。2年前に車で訪れたあのすばらしい温泉を自分の脚で訪れ、そこにテントを張って一夜を過ごし、翌日はさらに進んで、その先の景色をこの目で見る。今回の旅行の目的である。でも、温泉はここからどれくらいの距離のところにあるんだろう?標高はここよりどれくらい高いんだろう?一昨年、車で行った感じでは、距離は50~60km、標高はここより900~1,100m 高い2,800~3,000mくらいだろうか。一昨年は道は全て未舗装の悪路だったが、今はおそ

      • 8月12日 日隆→丹巴

         今日から4日間か5日間で、自転車で280kmを走る。今日は125kmと距離は長いが高低差が-1,300mで、2年前に走った道。そんなにきつくはない。  8:20 日隆(3,200m)発 最初の10kmはずっと下りなので、一気に進む。それからも軽い下りが続くので、ぼくの自転車は軽快に進んで行く。  11:30 小金(2,300m)着 50kmが過ぎた。いいペースだ。小金は結構大きい町で、お店もたくさ んあるけど、昼食用にネクタリンを3つ買って、通り過ぎる。  12:00

        • 8月11日 成都→日隆

           7時、車が迎えに来た。運転手を含め6人と自転車。僕らの他は3人とも中国人女性。前席と後部座席に座る5人はいいが、やはり荷室に自転車と一緒に座らせた人は気の毒だ。小柄な女性ではあるが、これから10時間以上の道のりはきつ過ぎる。  10時、トイレ休憩、まだまだ先は長い。  12時半、昼食。高速道を使ったのに、まだ半分くらいか。この先はずっと一般道、悪路がなければいいが・・・。ここで席替えをする。ぼくの隣に中国人の女性が来た。30歳くらいで公務員。環境保全関係の仕事をしているらし

        8月14日 温泉→八美

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        • 2013 日隆→新都橋
          7本
        • 個人情報を守るために裁判所に訴状を提出すると・・・
          4本
        • 2008 香格里拉 → 麗江
          10本
        • 2024GW 吾妻山・出雲
          6本
        • 2002夏 スウェーデン&ノルウェー
          15本
        • 2023夏 松山→熊本
          8本

        記事

          8月10日 成都で準備

           ぼくは自転車を持って来たが、友人は自転車を成都で購入するつもりだったので、自転車屋を回ってみた。なかなか安くていい物が置いてあるが、マウンテンとロードばかりで、ツーリングバイクはほとんどない。マウンテンをツーリング車にしている人も多いが、マウンテンは重いので、使った後、日本に持って帰るのがめんどくさい。結局友人は、自転車購入をあきらめ、車&徒歩でぼくについてくることにした。  「シムズ」にもどって、明日の移動「成都→日隆」までの車を頼んだ。1人4千円、2人で8千円・・・でも

          8月10日 成都で準備

          8月9日 →上海→成都

           予定通り、9:20に広島を発ち、上海に9:50到着。日本と中国には1時間の時差があるので、実際のフライト時間は30分ではなく、1時間30分である。そして、目的地の成都までは上海から3時間。中国は広い。  広島から成都まで行く乗客は10人くらいしかいないので、広島を出た飛行機は成都まで飛ばず、別の飛行機に乗り換えて、成都まで行くことになった。そのせいで、到着ターミナルが国際線ターミナルではなく、国内線ターミナルになり、迎えを頼んでいた車がぼく達を見つけることが出来なかった。そ

          8月9日 →上海→成都

          8月8日 準備

           出発前日、自転車をバラして段ボールに積める。向こうに着いたとき、破損があったら大変なので、慎重にパッキングをする。2時間もかけてパッキングしたあと、自転車に付けるパニアバッグを入れ忘れていたことに気が付いた。はぁ~ (´_`。)  また、段ボールを開いて、つめ直す。

          8月8日 準備

          2022(R4)年~8月

          2月  市教委が情報管理課に相談すると、校長のやり方には問題があったとのこと。また、市の顧問弁護士に相談してみたが、やはり適切ではないと言われたとのこと。 6月  来週、市長部局で校長らの処分をどうするか判断すると連絡があった。 6月24日  福山市教育長が聞き取りを行うため教諭Bと私が呼ばれた。教育長は今回の件について校長や総務課長などの職員からしか経緯を聞いておらず、教諭Bや私からも話を聞きたいとのことだった。  ここで教育長は、「最初この話を聞いたとき、なんでこんなにも

          2022(R4)年~8月

          8/5・6・7 麗江・昆明・帰国

          8月6日 麗江を1日観光 8月7日 麗江から飛行機で昆明に 8月8日 昆明から北京経由で帰国

          8/5・6・7 麗江・昆明・帰国

          8/4 大具→麗江

           7:00起床。家族みんなと朝食を取り、準備をしていると、雨は止んだ。昨日500mくらい上ったはずだから、今日はあと800m上ればいいはず。距離はあと75km。峠まであとどれくらいだろう。もしかしたら、1,300mというのは間違いで、すぐそこが峠ということはないだろうか。ちょっと期待して、父親に峠はまだまだ先かジェスチャーで聞いてみた。期待に反して、峠はまだまだ先のようだ。やっぱりそうかと甘い気持ちを捨て、9:00出発。その時、父親はもう仕事に行ってたので、母親にお世話になり

          8/4 大具→麗江

          8/3 虎跳峡→大具

           午前中、直子さんのカフェでまったり過ごし、昼食後出発しようとすると雨が降り出した。雨の中を出発するのはつらいので、やむのを待って、予定より1時間半遅れの14時出発。15時前に舟の渡し口の入り口に到着。これなら自転車を担がなくても、乗ったまま降りられるじゃん。と石のゴロゴロした悪路を自転車に乗ったまま降りていく。すると、渡し口手前500mの辺りでパンク。やっぱ乗ったまま降りるのは無理でした。向こう岸を見ると、舟を下りてから一般道までの高低差は100m。しかも自転車を担がなくて

          8/3 虎跳峡→大具

          8/2 白水台→虎跳峡

           昨夜からの雨も上がり、水を1.5リットル買って8時にスタート。今日はトータルで1,000m以上下る日なのだが、300mくらい上がる坂が2つ、もしかしたら3つはあるだろう。  昨夜の女性が話していた美しい村を左手に見ながら坂を下っていく。スタートしてすぐに籠を背負った子どもたちに出会った。まさか、昼食抜きで夕方まで山菜をとっているんじゃないよね? 2,3km下ったら、やはりまた上り坂。3%程度のだるい上りがだらだらと20km弱も続いた。400mは上っただろう。峠に着いたの

          8/2 白水台→虎跳峡

          2021(R3)年

          12月16日  教諭Bと福山市教育委員会の面談(教諭B、教育総務課課長他2名) 教諭Bが課長に、「同窓会名簿の件は問題だと思わないんですか?」とたずねると、課長は「嫌だという人については取り除いているので、同意の取り方としては1つの方法だと思います。」と答えた。 12月20日  教諭Bと福山市教育委員会&本校管理職の面談(教諭B、教育総務課課長、校長、教頭)  教諭Bは校長に同窓会名簿のことを尋ねた。  これに対して校長は、「問題ないと思っている。同窓会は学校の重要なステー

          8/1 九龙→白水台

           今日も雨。2日続けて雨の中を走るとは・・・。神様を恨みつつ、カッパを着て8:00出発。今日の予定は白水台まで55km。標高はここよりも400mくらい低いだろうから、今日は上っても、100m程度が3つだろう。と思っていたのが大きな間違いだった。最初100mくらい下ったら、すぐに上り。2時間で500mくらい上っただろうか。10時に峠に到着。ということは、ここが3,900mの峠か。やられたぜ。大きい峠が2つもあったとは。でも、峠は気持ちいい。峠に着いたときの爽快感はサイクリストに

          8/1 九龙→白水台

          7/31 香格里拉→九龙

           朝、荷物を自転車にくくりつけ、女子大生と最後の会話。「香格里拉に戻ってきますか?」「いや、戻ってきません。麗江まで走ったら、そこから昆明まで飛んで、昆明から北京経由で日本に帰ります」「残念です」やっぱり、前輪もゆがんでいることだし、麗江まで走らない方がいいかな?ここ香格里拉を起点に日帰りサイクリングにしようかな?・・・いやぁ、それはいけんじゃろう・・・彼女と連絡先を交換して、宿をあとにした。  今日の走行距離はゆとりをもって50㎞。でも、3900mの峠がある。ここから+70

          7/31 香格里拉→九龙

          7/30 香格里拉

           朝食後、バスターミナルに自転車を取りに行き、組み立ててみて愕然とした。前輪がゆがんでいる!!スポーク4本が内側にへこんでいる。機内でどこかにぶつけられたか、スーツケースをぶつけられたのだろう。自転車を機内に預けると、特に中国の空港の場合には、こういうリスクがかなりの確率で付いてくる。このままじゃあ、とても走れない。自転車屋を2軒回ったが、どちらも「直せない」とつれない返事。仕方ない、自分で応急処置をしてみるか。日本を出る前に振れ取りをしてもらっているので、スポークはピッチリ

          7/30 香格里拉