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エンタメサルベージ_12_HITOSHI MATUMOTO VISUALBUM

面白いを他人に伝えるのは意外と難しい。面白いものは面白いのだがただそれだけを繰り返してもその面白さは伝わらないのでこおいうところが面白いだのやれ引用やら比喩やら印象やら解説やら書き連ねてみるが書けば書くほど最初に感じた面白さとはどんどん離れていくような気もする。
なので仕方ないからスキな所を上げ連ねてゆくのだがこれも結局は書き手の嗜好を開示するだけではなはだこっぱずかしい限りだ。
でも自分の好きなものを共有したい願望(何というか知らないけど)を満たすために今回はHITOSHI MATUMOTO VISUALBUMを紹介します。

松ちゃんと浜ちゃんはダウンタウンという漫才コンビです。
という情報は知ってても実際の漫才とか見たことない世代が多いんですかね。漫才もだけどコントが当時(今見ても)かなり尖っている感じで「ごっつうええ感じ」「夢で逢えたら」なんかでも相当面白いいわば松本ワールドを作ってました。そんな松ちゃんのいろんな意味でTVで出来ないようなコント集ともいうべきコントDVDがHITOSHI MATUMOTO VISUALBUMです。
ダウンタウンの二人の他に今田耕司、板尾創路、東野幸治、ほんこん、木村祐一、ココリコらをキャストに本当に様々かつ、お金をかけたコント作品集となっています。どれも面白いし、キャストもそれぞれハマってて良いのですが中でもやっぱりなあと思わせるのは浜ちゃんと松ちゃんの二人でやってるコントが素晴らしいです。(以下タイトル名)
・システムキッチン
・ミックス
・診察室にて・・・
・荒城の月

松本のイラつかせる狂気キャラに浜田ツッコミがどう対抗するか?
これがこの二人じゃないと出来ない距離感、ほとんどアドリブでやりあう緊張感も相まって、互いに笑いをこらえつつ演じているのがわかってこっちも超笑えますね。確認の意味で今回また鑑賞しちゃいましたが、やっぱりこの松ちゃんのむかつくキャラ作りと浜ちゃんの丁度良い距離感のツッコミが他にいろいろなコントの上手いコント職人さんを見ても稽古や脚本だけでは埋められないオリジナリティを感じさせます。

なかなか女子供にはお勧めできない内容のコントDVDですが松ちゃんが天才といわれる由縁をこのDVDでご確認ください。

テレビ放送してたという点では以下の方がややマイルドですが狂気度合いはなかなか負けていませんw


であの上でも書きましたがこのエンタメサルベージってあ今度あれ書こうって思うとついついもっかい確かめたくなるんですよね。で見始めるとやっぱおもろいわ~って再認識できるのはいいのですが結構時間食うのがね。ま好きでやってるからいいのですけどw

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