【プロレス全般】いまだプロレス界にこびりつく暗黒時代の呪いのお話ですわーッ!!!

 皆さまごきげんよう。いつも読んで下さっている方は押忍ですわ。初めましての方は初めまして押忍ですわ。

 さて、中嶋勝彦で気になったことがありまして、今回、筆を取った次第ですわ。いわゆるプロレス観のお話になるかと思いますので、ちょっと忖度なしのお話になるかと思いますが、どうかお付き合い下さいませ。

 最強タッグ続く昨今ですが、皆さまはどうお過ごしかしら???先日、中嶋勝彦が試合後、パートナーの大森北斗に向かって「プロレスのリングでなんでシャツを着てるんだ。ポニョポニョの体しやがって。鍛えろよ」「リング上でウソつくんじゃねえ!バカヤロウ!」と言いましたわ。それがわたくしは何だか釈然としないのですわ。

 個人的には、シャツを着るなという部分には一部賛成ですわ。プロレスラーは裸一貫で凄味を見せてほしい、体を見せてほしい。それは確かにわたくしの中にもあるにはありますわ。大仁田厚ガンバレ!!!

 しかしながら、ポニョポニョの体???はしていていいのですわ。筋肉量もあり、そこに脂肪が1枚乗って更なるかさ増しが出来ている体で、なおかつ鍛えているのが分かるのが凄味あるレスラーの体というものですわ。無駄な節制をされて、一般人と同じ体になられても困りますの。

 と申しますのも、プロレスラーにとって怪物性は必須ですわ。その怪物性を得るにはどうするかと申しますと、体重を増やすのですわ。わたくしヘビー級は100kgを超えてほしいと思いますの。

 まず、発表体重が3桁あるかないかで、イメージは随分変わりますわ。「ちゃんとヘビー級だと思える発表」なのは、それだけで尊いと思いましてよ。体重100kgは、絶滅危惧種とまでは行かないものの、数が少なくなっていまして、それはプロレス業界として、決して健全な状態とは言えませんわ。

 だって80kg台はヘビー級ではないのですもの。100kg以下はジュニアなのですもの。なのにちょっと鍛えた一般人と同じ体重で120kgに勝つとか、プロレスの価値を下げますわ。ハッキリ書かせていただきますと、80kg台でヘビー級にいるのはわたくしの中ではナシですわ。まやかしにも程がありますわよ。せめて体を95kg以上まで作って、発表は100kg以上にして下さいませ。80kgでは見た目も誤魔化せず、ヘビー級のジェネリックにもなっていませんわ。それはジュニアヘビー級。しみじみ、どう見ても100kg以下の階級でしかありませんの。

 何故こんなにもガッチリ書くかと申しますと、先日の 中嶋勝彦 大森北斗 vs 諏訪魔 鈴木秀樹 の公式戦にて、中嶋の軽量がファイト中に表れてしまったからですわ。鈴木秀樹に向かって、中嶋が走り込んでのPKを放った際、蹴られた鈴木秀樹の体がブレず、蹴った中嶋勝彦がバランスを崩してコケてしまいましたわ。蹴りが相手に効いて吹っ飛ばしていましたらば、「あぁ、中嶋勝彦さすがですわ。思いっきり蹴り込みましたのね、バランスが崩れるほどに」とか思えたりもしますけれども、実際は、「ヘビー級はやはりヘビー級でないとよくありませんわね」となり、中嶋勝彦にあると思いたい強さのイメージが、蹴りのバランスと共に一気に崩れたのですわ。80kg台でいい蹴りをしても、100kgクラスの中に入ると、ズシーンとは行かなくてピシャピシャに見えることはままあり、それでは真っ当なヘビー級のイメージはつきませんし、ヘビー級を名乗る意味もありませんし、ヘビー級の価値も落ちますわ。ですから軽量で無差別級をうたう選手は、自分の都合の為に周りを落としてるようにすら見える時があり、決してよくはありませんわ。それに、あの軽量の悲しさを見ると、例えば本当にポニョポニョの体であったとて、100kgあって攻撃に重さが乗るちゃんとしたヘビー級の方が絶対にいいし大事ですわ。ヘビー級では、デカい強い重いが見たいのであって、小さい細い軽いはジュニアで間に合っていますもの。トレーニングと節制で締まった体なんてジュニアヘビー級で見ればいいのですわ。ヘビー級ならば、デカさと厚みの肉体の異容でインパクトを出さねばなりませんわよ。リング上でウソつくんじゃねえと言うのであれば、80kg台でヘビー級を名乗るのをやめて増量してほしいのですわ。

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