【新日本プロレス】オカダ・カズチカは清宮戦を心で受け入れられますの?

 皆さまごきげんよう。いつも読んで下さっている方は押忍ですわ。初めましての方は初めまして押忍ですわ。というわけで押忍ですわ。

 さる新日本プロレス1月24日後楽園ホール大会のメインイベント・6人タッグ戦にて、波乱が起きましたわ。カードはオカダ、矢野、海野vs内藤、SANADA、鷹木というもので、注目は海外から帰って来た海野翔太と、対抗戦で勝利して参りました内藤たちの絡みがどうなるかでしたの。

 この座組みですと、“海野がどこまでやれるか”を見る試合だと思いましたけども、そうはなりませんでしたわ。

 海野はSANADAから直接ピンフォールを奪って勝ってしまいましたのよ。金星といっていいですわね。しかも、内藤にデスライダー(ダブルアーム式DDT)を放ってKOし、返す刀でSANADAにデスライダーを放った一掃しぐさでピンフォール勝ちしたのですわ。

 試合後、海野はマイクで「パラダイムシフト」を宣言しましたわ。パラダイムシフトとは、価値観がひっくり返るということ。つまり下剋上を見せるという予告ですわね。これは既に1つ成就したと思いましてよ。天山が長州力を6人タッグでピンフォールしてトップ戦線に駆け上がった1995年の座組みに似ていますわ。今の新日本が本格的に海野を上に持って行こうとしている空気がありますもの。天山を受け止めて負けて、あの年を天山主役で行くと決めた長州の判断と器、そしてマッチメイクには頭が下がりますわ。

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