Yasumin

累計60万部以上。『愛犬を長生きさせるコツ」「愛犬が今よりもっと賢くなる育て方」「愛犬…

Yasumin

累計60万部以上。『愛犬を長生きさせるコツ」「愛犬が今よりもっと賢くなる育て方」「愛犬と話ができるようになる本」「愛犬が長く幸せに暮らし30のコツ」など。きっかけを作ったジャスト私の思い出日記。いつの日か絵本?書籍?残したいね、ジャス。

最近の記事

クッキーになった犬

ジャスへ バターが大好きなジャスは 焼き菓子が大好きだったね。 焼けるのを今か今かと、 鼻の先がアチチってなるのに つま先立ちでぴーーんって立って疲れるのに オーブンをのぞきこんで焼き上がりを待ってたね。 そんなジャスに届けるじゃっちゅークッキー。 そっくりでしょ!

    • 魚好きな犬

      ジャスへ 世の中的に魚と相性がいいのは猫。 わんこじゃないんだよ。 でもジャスは骨もおかしらもバリバリ。 止めなかったらあっという間に食べちゃう。 魚だと胸やけしないから好きなの? お刺身は大好物だったね。 サンマの季節になると、カツオの季節になると… 旬の魚が居酒屋で舞っているたびに ジャスが家族みんなのそばに接近して、 テーブルをまわって順番にひとくち、またひとくち… 結局、足し算すると3匹分食べてるやん! っていう思い出がふつふつとよみがえります

      • つねられる犬

        ジャスへ おうちで原稿を読むたび、 あなたのお尻が私の足やお尻にくっついてたのを思い出します。 週末、お家で仕事があるたびあなたのお尻の温かさとボリューム感が 恋しいです。 没頭して読む→集中力が切れる→ジャスをなでる→没頭して読む →集中力が切れる→ジャスのお尻をつねる… この無限ループが今できないのが寂しいです。 でもきっとそばにいるから…「エアつねり」やってたけどね。 特に太ももの付け根からおなかにかける間の ちょっとタプってるところも好きだったな~

        • ほどけない犬

          ジャスへ 「故郷(ふるさと)」って概念をジャスもわたしも持たない。 これって「変」なんだって。 故郷っていうのは、そこに行くとホッとしたり、懐かしく思ったり 失いたくない場所なんだって。 でもそれなら私たちだって持ってる! ジャスは愛知県で生まれたから物理的に、故郷は愛知県。 本籍:愛知県  ってやつよ。 でもジャスは愛知県に何も感じてないよね。 ジャスは自分の目で見て、私たち家族を選んだでしょ。 車で私の家に移動するとき、それも 県を越えてかなり長い時

        クッキーになった犬

          カバーを飾る犬

          ジャスへ 届いた!  Casetifyでつくったジャスの顔が全面にはいったiPadminiカバー アイドルファンの部屋がアイドル写真で埋め尽くされるなら 私のスペースはジャスでいっぱい!埋めつくされてる! 引越し後に荷物をほどきながら気づいた。 私のアイテムってほとんどジャスとの思い出でつながってる。 だから断捨離っていっても… あんまり減らせなかった。 ジャスと私をつなぐものはずーっと置いておきたいもの。 つけるとパワーダウンする首輪も、一緒に遊んだボー

          カバーを飾る犬

          引っ越す犬

          ジャスへ 最近ばたばたして落ち着かないね いよいよジャスと私は新しいおうちに引っ越すんだよ ジャスが朝、ひなたぼっこしてカルシウムを作れる窓があって 障害物が少ないからばびゅーんと走れて 寝坊できるような広くて静かな寝室があって ちょっとかくれんぼができるウォークインクローゼットがあって ジャスの思い出と一緒に部屋選びが進んだよ。 週末には緑いっぱいの散歩できる公園があるのもうれしいよね。 今度のおうちは賃貸じゃなくて、もー買ったからね。 好きにできるよ!

          引っ越す犬

          ヨガる犬

          ジャスへ ジャスは犬の世界でもモデル犬のような美ボディの持ち主だったね。 スラっとしていて、でもしなやか筋肉のある美ボディ。 ジャスを目指してヨガに通うことにしました。 ジャスがやってたことは何でもマネしてみようと思って 思い返せば…まさにヨガポーズ! 寝起きは「ダウンドッグのポーズ」でしょ。 外のお出かけから戻ってきたら「コブラのポーズ」でしょ。 寝る前は「赤ちゃんのポーズ」だった。 そして私とお母さんがやいやい、言い合いをしてるときは 目をつぶって「瞑

          ヨガる犬

          韓国デビューの犬→KDOG

          ジャスへ 手紙を書く手がのろまでごめんなさい。 私たちの話で始まり、つくった 『愛犬が今よりもっと賢くなる育て方』に感銘したのは 台湾じゃなくて韓国でした。 韓国版がでることが決まったよ。 アニョハセヨ~。ジャスニダ~。 韓国で暮らすジャスのお友達がこの本でもっと自由に楽しく毎日を 過ごせるようになること、一緒に祈ろう! ジャスのお友達といえば、いまだにハトの夫婦はお庭で砂浴びをしに来るし 一匹狼スタイルのカラスさんも庭に来るよ。 天敵の猫は威嚇するけど

          韓国デビューの犬→KDOG

          すり抜ける犬

          ジャスへ PCが壊れちゃって…お手紙遅くなってごめんね。 今日woolockでオーダーした収納棚が到着したよ。 ジャスが退院して我が家にるんるん♪で帰ってきたとき タッタカ、タッタカ階段を上るのは危険だから棚で壁をつくったのに 棚板の間をすり抜けて階段で2階に行こうとしたときを思い出しました。 細いウエストがさらにキュっと絞られてそろーっとバレないように 通り抜ける姿は雑技団の人みたいだったね。 そういえば、玄関とガレージの間の枠のほんのすき間も 器用にウエ

          すり抜ける犬

          首輪が嫌いな犬

          ジャスへ あなたの首輪を磨きながら、思い出します。 ふだんから首輪もリードもせず、自由に家の中や庭を自由に行き来する姿。 すっと細い腰のくびれを出口で交わしながら日光浴に出かける姿。 それが、いつものジャスの姿。 だから私の家族はあなたに首輪やリードをすることを不自然に感じたし、 ジャスも首輪をされるのが嫌いだったね。 首輪をした途端、パワー半減。しっぽも低空飛行。 そんなに嫌なのね…と感じた私はつい散歩のときに人のいない場所を選んで リードをはずして一緒に

          首輪が嫌いな犬

          こだわる犬

          ジャスへ ごめん。お皿を割っちゃった。ジャスのお皿を割っちゃった! ジャスのおかず用、お皿がド真ん中でまっぷたつ! 本当にごめん。ごめん!ごめんね。 ジャスは「自分のもの」って思ってる愛用品を大切にしてくれてたよね。 気分転換にと思ってお皿を変えると 「え?これ私のじゃない…」「間違ってる」 って私に言うから、毎日ジャスのお気に入りのお皿でごはんを 出すようにしてた。 お父さんがお皿を割ったことがあったけど、ジャスはしょげて 食欲をなくしちゃったことがあっ

          こだわる犬

          つなぐ犬

          時間かかったけどお母さんへの誕生日プレゼントは ジャスの絵で決まり! さみしがりやのお母さんに届け!ジャスのおもかげ タイムリーにも、ジャスと私の本が台湾で刊行されるかもしれないという ニュースが舞い込んだよ。 台湾のお友達も、私たちみたいに絆で結ばれた関係を築けるといいね。 世界中に人種も犬種も飛び越えて。 つなげ!愛の輪

          つなぐ犬

          ゆるめる犬

          ジャスへ 白熱したプロレスごっこでジャスは私の首をガブっ! っといったときがあった。1秒以下のできごと。 ガブっといった瞬間、私の体にあった力がすべて抜け落ちた。 抵抗なんてできない。力が消えたのだから。 ジャスは野生的な勘で獲物が苦痛を感じず、弱るスポットを 私の首にも見つけたんだと思った。 うっすら穴ができてたけど血はでてなかった。 瞬間の連続で最後に記憶にあるのはジャスの力のこもった歯先が ふっとゆるんだこと。 「やべっ」ってジャスは思ったの? 本

          ゆるめる犬

          リップラインの頭をもつ犬

          ジャスへ こんな寒い日はあったかいスープが効くね ジャスもほかほかの作りたてが大好きだったね。 ふーふー言いながら食べてたよね。 私がふーふーするものの中で一番好きだったふーふーは ジャスの耳にふーふー 寝てるジャスの眉間めがけてふーふー ジャスの鼻に向けてふーふー 〆はジャスのおでこにチュー♪ ジャスのつるつるの頭は真ん中に少しくぼみがあって 私のリップラインにぴったり吸い付くようにジャストフィット! 私が「ちゅー」と言いながら唇を頭に近づけると 私

          リップラインの頭をもつ犬

          空気がかなり読める犬

          ジャスへ 「どうしても書けぬ。あやまりに文芸春秋社へ。」 という表紙の文字に魅力を感じて 『〆切本』っていうのを読んでみたの。 そうそうたる作家たちが、〆切に間に合わない言い訳をしたためている。 私もあやかろうと思って手にとったの。 何も言ってないのに、ジャスは〆切前になると 机のそばで静かに見守ってくれてたよね。 おしゃべりの途中でも、電話がなるとおしゃべりストップ。 煮詰まるとジャスを触ってた。 空気が読めるジャスに私は甘えっぱなしだった。 仕事中に

          空気がかなり読める犬

          変わらなくていい犬

          ジャスへ ジャスと私は双子であり、姉妹であり、母娘でもある二人だったよね。 私はあなたが世間でいう「犬」だってこと忘れがちだった。 だって何でも一緒だった。 ごはんを食べるのもイスに座って隣同士で。 寒い日の朝の支度はストーブのドまん前を二人で陣取ってた。 夜寝るのだって同じベッドで、同じ枕でくっついて寝てた。 ジャスも私もひとりぼっちになることなんて1回もなかった。 でも世の中にはね、さみしい子もいるみたいよ。 TVや雑誌、新聞で目にする命の問題が悲しすぎ

          変わらなくていい犬