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来年のカレンダーを作っている

今書いている漫画が6頁まで進んで一日一コマずつしか進まないので画力が足りないせいだと思い、来年のカレンダーをBOOTHで売ろうと思い、描き始めた。

これは1月のカレンダーなのだが、私は嫌なことを思い出す。

某デイケアで正月の行事で皆でイラストを書いてそれを壁に貼ってボールで蹴って当てるということに職員に使われた。当然絵はボロボロである。我々患者は健常者よりたくさん絵が描けない。だからもっと絵はコピー紙に描いたとしても大事にしてほしかった。それでまたカレンダーに同じような絵を書いて1月のイラストは辛い。私はデイケアのお気に入りの患者ではないので何も言えなかった。

ひどいなーと思った。ことを書きながら思い出した。デイケアではなるべく絵を描きたくない。結構辛辣なことを患者は私の絵に対して言ってくるが、ボールで絵を当てるのはそれ以上辛いことだった。

あと没になった漫画を捨てろと言われた。どんどん捨てろと職員に言われた。

他の人は取っておけと言っていたと言ったら他の人の言うことに左右されるんですねと言われた。

どんなに書いても絵が上達してもあなたは漫画家はなれないと言われた。

あなたがほざいている夢は閉塞的な夢なんですよ!と言われた。

今度入院したら一生病院から出れないと覚悟して漫画や絵をわたしは描いている。

いろんな人がいるんだなあと思った。おしまい。


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