昨日は、知り合いのメンタルコーチの方が大阪に来られるということでランチをしながらお話をする会に参加してきました。

目的は、私も結婚相談所として事業を行うにあたり、人と深く関わることになるお仕事をすることになるので、どのような形の会をされているのかを知りたいという思いでした。


また、自分自身が移動も含め大きく変わる時なので、現状について、お話を聞いていただけたら、という気持ちもありました。

8名の参加者がいる会で、対話だけでなく、いくらかワークショップ的な形での進行だったのですが、そんな中で、自分の現状を把握するという目的で、家庭であるとか、仕事やお金、趣味というようにカテゴリーされた項目を、数値化するというものがありました。

私は、家庭そして生活環境の欄の現時点の自己評価を低く書きました。

それから、みなさんで自分が数値化した内容について考察しながら参加者同士が対話するということをしました。
その時に、私が、他の話になると普通に話をしているのですが、家庭に関する話になってくると、家庭に縛られようと思っている。だとか、よいお母さんができているとは、全く思っていない。だとか、今、娘たちとの生活を、ギシギシとしながら頑張っている。だとか、言っていて、そう言っている自分が、なんだかとても不自然だ。。と言いながら思ってきました。

聞いてくださる方も、ん？という違和感を感じらレテいる様子で、いや、そんなに、息込まなくて大丈夫ではないですか。。？と言ってくださり、本当にそうだな。なんでこんなに息切れを起こしているんだろうか。と思いました。

私は何か不具合を起こしているんだ。と思えてきました。そうすると、胸の奥の痛みが感じられてきて、ものすごく痛くなってきました。

家庭に関わることに向き合っていると、なんだか苦しくて身動きがとれない感じがある。と言うと、やや離れたところから静観かれていたメンタルコーチが、「・・これは、根深そうだね」と言われて、「根深いですか。。わかりますか？」とお聞きすると「傷の痛みは今はじまったのではなくて、今までもずっとあったはず。ただ、麻薬を打ったような状態にして感じなくさせて、自分を守っていたかもしれないよね。。」と言われました。

「みんな、そもそも気づいてさえもいなかったりするけど、実は誰もが傷だらけなんだよね。ものすごい打撃を受けて、傷をたくさん負っている」と言われたいました。

そう言われると、確かに痛みはすでにあったと思えてきました。
そもそも、家庭に対しての傷については、私は深く負っていると認知できる家庭環境でした。

教育熱心な親だったのですが、自分の子どもが、どこの高校に行くのかとか大学に行くのかということに、激しく執着をしてしまって、小学校高学年から高校卒業までの間は、相当な不具合を起こしてしまっている家庭でした。

大学進学で親元から離れ、平穏無事な楽しい生活がはじまったのですが、25歳ぐらいから、急に蓋があいたように、親への恨みつらみや怒りが出てきて、それがもう、自分を蝕む感じがあって苦しくて仕方がないんです。

それに対して、どうにかしないと！死んでしまうわ。。！というような思いだけがあって、そうすると、自分の野生的な力のようなものを発動させて、自分の心の誘導に従っていく感覚でした。

何をしたかというと、フラッシュバックのように思い出していく過去の場面に対して、逃げずにあえて留めてその時味わった感情を客観的に凝視める。。ということ。自分を傷つけた母を恐ろしいとも思っていたし、恨んでもいたので、赦す。ということしかないと辿りついて、赦す。ということを、とにかくやり続けていった。ということでした。
わかりづらいですかね。。これは、言葉にする限界があります。かなり、微妙な作業をしてきたと思います。
主導してくれたのは、人に備わっている本来の力なんだと今はわかります。

ただ、あまりにしんどい作業なので、1人でするのは危ないかもしれないなと今は思います。

人が治してくれる。はなくて、主導は、いつだって自分で、治癒するのも、自分に備わっている力なのですが、1人ぼっちでやってしまうと、根深い場合は、かなりの負荷がかかるので、普通の生活をするエネルギーも枯渇しかねない場合があると思います。

話が長くなってきてしまいました。

自分としては、20代で傷を治したので、時間差で、父に対しての対峙もすることになったのですが、それも終えました。

父に対しても、母に対しても、今は関係性は普通で通常運転ができています。
介護を必要になった時は、私は父も母も、面倒をみるなんて気持ちがついていけなくてできない。と思っていましたが、今は、困ったときは、きちんと頼ってほしい、と思えています。

だから、わかりづらかったんですね。
家庭に対する闇は、完全ではないだろうけれど、一定のところまでは、解消したと思っていました。

だから、家庭ということに関することで、まだ、自分が傷のようなものを負っているということを、認識できなかったんです。

自分はクリアしている。という思いが邪魔をしてしまっていました。


今は、まだこんな大ものを持ち合わせていたのか。ここまでも、正面きってたくさん頑張ってきたのに。。。！というような気持ちもあったりします。

途中ですが、今日は一旦、ここまでにします。

そんな感じですが、私は、自分の普通の状態はキープしていて、気持ちが落ちるとか、取り込まれるというようなことはないようにしています。


今週は予定がいろいろ入っていますし、イベント準備もありそちらも頑張ります。

それでは。よき時間をお過ごしください。