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太陽について考えると、無駄をあまり無駄と思わなくなった

昔子どもの頃は、資本主義社会で食糧とか衣服とか、ビニール袋とか、いろいろなものが世界中で無駄に使われることに心を痛めていた。

そこから2段階考えが変わった。

まず、食糧の無駄については、かなり余裕を見て生産しておいたほうがいいということがわかった。これは篠原信さんが書いていることだが、かなり余裕を持っていないと、逆にリスクになる。ナイーブなバランスで成り立っている資本主義社会が少しでも崩れてしまえば、一気に飢餓が世界を襲う可能性がありうる。

次の段階として、太陽がある。
中沢新一さんが昔、人間が使っているエネルギーは全て太陽エネルギーの形が変わったものだと言っていた。原子力や核融合は違うだろうが、その他、化石燃料は何かしら太陽の過去のエネルギーである。

そして、太陽を見てみれば、地球が取り入れているエネルギーなんて本当に極わずかなものである。
太陽にもっと近い惑星は地表温度が700度とかにもなるし、遠ければマイナス数百度になる。

我々がフードロスとか嘆いているものも、太陽エネルギーで取り入れていない部分を考えれば誤差にも満たないとてつもない小さなもの。

10Xの考え方で、ちまちま節約とか環境問題とか考えるよりは、でっかく太陽エネルギーとか、太陽に依存しないエネルギー源にコミットしたほうが合理的だろう。

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