10月28日の楽描き『#Inktober2016』28日目 パルプンテまたはデスノートあるいは痛恨の一撃

画像1 今から15年くらい前、チンピラ映画が好きな社長が経営する、ブラック臭い小さな会社でやすのりが働いていた頃の話です。朝早くから夜遅くまで働きづめだったやすのりは、当時五歳だった長女が起きている時間に家にいることができなかったため、少しだけでもコミュニケーションをとれるようにと、一冊の交換ノートを用意しました。
画像2 「絵でも今日あったことでも何でもいいから、かいたらええねんで」「わかった」 長女は張り切って、絵とかその日の出来事とか、父親譲りのアホ話とかいろいろ書いてくれるので、やすのりも眠いのをがまんして返事を書いたようです。 交換ノートが1ヶ月ほど続いたある夜、会社から疲れてかえってきたやすのりがノートを開いてみるとそこには...
画像3 嫁Yはこらえきれずに...笑いました。「あはは、あはは」やすのりも乾いた笑い声で笑うしかありませんでした。「こんなんあかんわ、間違ってる...」そしてやすのりは転職を決意することになるのです。これは「やすのりの人生を左右した一撃」と後世、数多くの歴史家たちが記した「つうこんのいちげき物語」と言われる悲話のひとつです(´・ω・`; )