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まだまだ下僕でいますん...

今月に入ってからなんとなくみかん姫の水を飲む量、トイレに行く回数が急激に増えた感じがしたので嫁様とふたりでいろいろ調べていたら、どうやら高齢猫が避けて通れない「腎臓機能の低下」ではないか、という結論に至っってしまう。素人判断で療養食とかを買って与える前にまずはプロの判断を仰がないと、ということで近所の動物病院に連れて行ったのが昨日の夕方。

ネットでいろいろ調べていると、徐々に悪化して症状がはっきり現れるころにはかなり進行して腎臓機能が手遅れになっている、みたいな怖いこともいっぱい書いてあるので、いろいろと覚悟して動物病院に連れて行った。灰色猫りんご姫の時は、お正月にはまるまると太っていたのに2月末には食べることができなくなって、あわてて病院に連れて行ったときには「余命1か月」と宣告されたから、そのときの絶望感みたいなのも思い出して、もう本当に不安と戦う感じで病院へ。

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外に連れ出すのは、まだ姫が3歳くらいの頃に膀胱炎の治療のために動物病院に連れて行って以来。上の写真の状態で寝ていたところをいきなりキャリーケースに入れられた姫は車の中で悲しそうな声で鳴き続けている。

着いたらすぐに診察が始まる(空いていてよかった)。体重を計ると3kg、全盛期の2/3だった。細いな姫は。先生曰く「歳のわりには歯もきれいで、動きも俊敏」と。毛布にくるまれて看護師さんふたりに押さえられながら、後ろ足から血液採取。

診察後に「マツコと30分」...いやいや、冗談言うてる場合ちゃうで、待つこと30分。

結果は、いくつか数値がオーバーしたり足りなかったりするけれど、誤差の範囲内。年相応の「ごく初期の腎臓病」で療養食やサプリで進行を遅らせる感じでとりあえずは様子を見ましょう、と。それよりも、慢性的な便秘をまずは解消しましょう、ということで便秘解消のサプリと腎臓機能サポートに重点を置いた療養食を。

ひとつ心配な数値があって、まだ高くないので今はそれほど心配はいらないけれど、これが急激に上がることがあればどこかに腫瘍ができていたりする可能性もあるので、3カ月ほど様子をみてまた検査しましょう、と。

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最悪の結果も覚悟していたので、とりあえずはほっとした。育て始めたころは、まるまるとしたりんご姫と比べて食が細くて病気がちだったみかん姫は長生きできないかもと思っていたことも。そんな姫は実は持って生まれた生命力がかなりあるんじゃないかとここ数年で感じている。

もうしばらく、と言わずまだまだ下僕でいますので(笑)、姫におかれましてはどうぞ長生きしていただきますようお願い申し上げます。

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心配していただいた方、本当にありがとうございました。姫は大丈夫です。

姫は大丈夫です...笑