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【#熟成下書き】ケンタロウさんとドーナツ

なぜこの記事を下書きに入れていたのか思い出せないんだけれど...

料理と写真の師匠(...と勝手に思ってる)

先日電車の中でこの記事を目にとめてしまい、読んでいてちょっと泣きそうになった。


今でこそ「料理を作るのは趣味です」(いまだにジャンク飯ばっかりやし、包丁持っただけでビビるけども...)、とどうにか言えるくらいにはなったけれど、家庭の事情で、家族のために料理を作り始めた大学生の頃は、料理は義務であってそれ以上のものではなかった。

その義務感にかられて作っていた料理を「楽しんで作る」に変えてくれた料理家のひとりがケンタロウさんだった。にんにくの香りや調味料の味がガツンと効いていそうで、手間もそんなにかかりそうではない「野郎の料理」。あぁこれなら作れそうかな、と思えたり、旨そう...って香りや味が自然と想像できそうな料理。簡単そうな丼物から作り始めて、ちょっとずつレパートリーを増やしていった。

カリオストロのミートボールパスタとかも作った

ケンタロウさんは確か美術系の学校出身ということで、撮られる写真もお手本にさせてもらった。ベタベタとこれでもかっってくらいステッカーを貼りまくったNikonのFM3(だったっけか?)で撮った日常、キッチンや料理の写真、PolaroidのSX-70でハイキーな感じで撮られたパリの写真etcetc...。作った料理を写真に残すのを始めたときに、参考書代わりにさせてもらった。

ワタシにとっては料理と写真の先生でもあるケンタロウさん、少しでも回復に向かわれることを切に願っている。

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Bird COFFEEのドーナツ

大阪にTRUCKというかっこいいオリジナル家具を作る家具屋さんがある。こんな店でオーダーの家具を作ってもらいたい、TRUCKのサイトを訪れるたびにいつもそう思う。オーナーはケンタロウさんの古くからの友人だ。単気筒のバイクに乗って店までやってきたのだろうか、ケンタロウさんとオーナーの写真がファッション誌に載っているのも見たことがある。


TRUCKと同じ場所には「Bird COFFEE」という名前のカフェがあってTRUCKと同じ理念「自分達の本当に好きなもの」に基づいて料理や飲み物、スイーツが作られ提供される。


Bird COFFEEのメニューには美味しそうなドーナツがある。素朴な見た目だけれど絶対美味しいヤツってのがわかるドーナツ。テイクアウト用のボックス、紙袋までデザインもぬかりない隙がない。いつか訪れたときには必ず連れて帰りたい。


Bird COFFEEのサイトのドーナツのページ、ドーナツマシンの話と共にケンタロウさんの名前も出てくる。ケンタロウさんもこのドーナツを食べたんだろうか...。

メニューには『ケンタロウのチキンカレー』も


「ケンタロウのチキンカレー」を食べて、コーヒーとドーナツをテイクアウトとか最高やんか。


ところで、なんでこの記事を下書きに入れたままにしていたのか。きっといろいろと足りないものがまだあるんやろね...

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