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現役コンサルタントのマーケティング的なつぶやき_顧客数を確実に知る

あなたは、顧客数を確実に把握されていますか?

実は、顧客数を正確に言える会社は意外に多いのです。
「以前、1万人の顧客を抱えている。」
と豪語していた保険代理店の方がいました。

その会社の顧客情報を整理してみたところ、実際の顧客数は約500人程度でした

社長が把握されている顧客数とあまりも乖離があります。
本当は把握されている数の1/20なのです。

1万人顧客がいるからと言って、その数でマーケティング施策をした場合、全く的外れなものになってしまいます。

例えば、1万人にDMを出して、その効果を予測します。
「既存顧客だから、15%前後は反応があるのでは?」
と予測してみます。

1500人前後から問い合わせや、注文がある可能性がある。
と思われます。

しかし、実際は500人ですから、75人の反応になります。
しかも、これまで全くDMやメルマガで接触していない場合は、ほとんど反応はありません。

これまで、関係性が構築されていないからです。
なので、あって一人か二人の反応でしょう。

むしろ、ゼロの可能性も高いです。
逆に、「送ってくるな!」の拒否ばかりの反応しかないと思います。

なので、結局はDMを送った費用分のマイナスになります。

このような場合は、どうすればいいのか?
ですが・・・

まず、顧客情報を整理して確実な既存顧客数を把握する。
そして、その顧客に対して、最初から売り込みのDMを出さない。
できれば、メールで数回接触してから、DMを出す。
という流れにすれば、費用もそれほどかからず、効果が得られます。


CRMを中小企業にも無理なく、導入、運用でき、かつ効果的な「関係性マーケティングDX」のコンサルティングをしています。
((現在、関係性マーケティングは関係性マーケティングDXとして中小企業のデジタルトランスフォーメンションの推進を後押ししています。)

詳しくは下記まで。
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