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【4泊5日長崎女子一人旅】浦上観光編②

■前置き

浦上エリアはわりと歩いて行ける距離に多く見どころがありました。
バス移動より楽かもしれません。

Date:2022-10-07 Fri.

■浦上観光編②

●浦上天主堂

浦上天主堂

戦前は東洋一を誇るレンガ造りの大聖堂と呼ばれていたそうです。
被ばくにより建物は倒壊。残った遺構は爆心地公園で見ることができます。
(浦上観光編①に写真あり。)

教会内部は撮影禁止です。
教会内部の美しさを何と言えばいいのか…。

教会には有名な被ばくマリア像もあります。
近くにあった説明書きには、マリア像は木彫りとありました。
日本人の技術の高さよ。
マリア像の目の空洞が、写真で見るより空虚というか、
もの悲しさをより感じられます。黒いすすは涙のようです。

被ばくした聖人像

被ばくした当時の聖人像が置かれていました。
近くにある壊れたレンガ造りの壁は、当時の天主堂遺構でしょうか。

[浦上天主堂]
住所:長崎県長崎市本尾町1-79
営業時間:9時~17時
休館日:無休
拝観料:無料
HP:浦上教会 | 教会めぐり | 【公式】長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネット (nagasaki-tabinet.com)

●旧浦上天主堂鐘楼

道路から見た鐘楼

倒壊した浦上天主堂の一部です。天主堂側からも見るスペースがあります。

天主堂側からの鐘楼①
天主堂側からの鐘楼②

天主堂は結構上の方ですが、それがここまで落ちてくるほどの威力…。
一瞬見逃しそうになる場所にありますので、ご注意ください。
天主堂のすぐそばです。

当時、この鐘楼がある場所には川が流れており、川の流れを
止めていたそうです。動かそうにも重すぎて動かせず、仕方なく
川の流れを変える工事を行ない、現在の様になったそうです。
吊るされていた鐘は境内の典礼センターに展示されているそうです。

●山王神社

山王神社入口

浦上天主堂からは少し歩きます。
道中も「○○跡」というのがたくさんあって楽しかったです。
石碑か長崎大学構内なので写真には残しませんでしたが。
鳥居を見るために山王神社まで来ましたが、ついでに境内も
見学しに来ました。

来て正解。

正面に見える木をご覧ください。

被ばくクスノキ

一瞬1本の大楠が真っ二つに割れたように見えますが、
1本ずつの、2本の木です。
戦前はもっと大きかったそうです。
写真右の木ですが、近くに階段が設置されており、上ると…。

被ばくクスノキの中

分かりますか?木の幹の中が空洞になっていて、
小石などがはたくさん入っているのです。
爆風で中に中に入ってきたと、説明書きにありました。
クスノキもよく見ると幹上部がありません。
原爆の威力の強さと、クスノキの生命力の強さを知ることができます。

ちなみにこのクスノキは福山雅治さん作詞作曲の「クスノキ」という曲の
モデルになっているそうです。

本殿

見づらいですが、本殿です。1988年に再建されたそうです。

[山王神社]
住所:長崎県長崎市坂本2-6-56
HP:山王神社(山王日吉神社/浦上皇大神宮)公式ウェブサイト (sannou-jinjya.jp)

●山王神社 二の鳥居

山王神社 二の鳥居

有名な「一本足鳥居」と呼ばれる鳥居です。
原爆の爆風で左側をなくし、4つあった鳥居で現存する唯一の鳥居です。
一の鳥居も爆風に耐えて完全な形で残っていたそうですが、
交通事故による倒壊で今はないそうです。

山王神社 灯篭側

手前に見える台座には灯篭が置かれていました。
二の鳥居近くにはこんなものが置かれています。

吹き飛ばされた左半分

これは、二の鳥居の吹き飛ばされた半分と灯篭です。
置かれている内容としてはこちら。

説明書き

普通に置いてあるけど、史料館とかに展示されるレベルのものでは…?
こんな、雨風にさらしていいの…?

この後は歩いて浦上駅に戻り、長崎駅へ向かいます。
本当は原爆資料館も行きたかったけど、爆心地公園の地層とかで
しんどくなっているのに一人で行くとか無理だと思ってやめました。
誰かと一緒に行きたいです。

次回は南山手エリア観光編です。

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