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VIVA FEST凱旋報告会とサーカスの未来への種

 いま、富士宮市にあるキャンプ場「富士山ワイルドアドベンチャー」が、「富士山サーカスランド構想」を打ち出し、来年3月のグランドオープンに向けて動き出しています。

 そんな富士山サーカスランドで、令和4年4月29日(金祝)10:00 ~ 11:00、VIVA FEST 日本人パフォーマー凱旋報告会が行われました。

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 VIVA FESTとは2016年からラスベガスで始まったサーカスの大会で、パフォーマンスの種類別に学生・新人・プロの枠で競います。富士山サーカスランド代表の吉川泰昭さんはラスベガスの「V」というショーに出ており、サーカスランドは6人+1団体の日本からの出場を色んな形で支援していました。

 大会では「Wicked」の地上演技グループ部門新人枠での優勝の他、「Komatan」氏のプロ枠メインイベントでのシルク・ドゥ・ソレイユ特別賞と審査員特別賞のW受賞、などの好成績を収め、この帰国は正に凱旋となりました。

 そうして開かれたVIVA FEST凱旋報告会は、在名古屋米国領事館首席領事が御出席されたこともあり、市を挙げての一大イベントに。富士宮市長、富士副市長、殿場副市長、松村静岡県地域外交局長と地域のトップが集いました。
 代表の吉川さんはラスベガスのサーカスセンターから遠隔で挨拶。次回のVIVA FESTの出場枠について特別にお約束をいただいている、というお話をされ、サーカスランド→VIVA FEST→シルク・ドゥ・ソレイユ、のようなプロデビューの流れが見えてきそうです。

 一通りのご挨拶が終わると、凱旋したパフォーマーが今回のために作られたステージで短いショウを次々と披露。特に富士宮市出身のジャグラー森崇彰さんがみんなから甥っ子のような応援のされっぷりで、御殿場出身の瞬時さんも地元のメディアに大きく取り上げられていました。

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 現場の雰囲気としては、他の地域出身の優勝者よりも、地元出身の新人部門3位の森さんの方が圧倒的に応援の熱量がありました。この地域密着型での新人への注目度は、サーカスランドが目指す「周遊型観光施設化」「新しいサーカスのクリエイションの場」という未来への強い追い風になりそうです。

 また、式典開催地バトンタッチセレモニーも行われ、次回は市の施設が使われることが決まっています。代表の吉川さんがサーカスの人脈を、発起人の植村さん(中段一番右)が地元の人脈をうまくつないで動いているのが分かります。

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 今回のイベントでは協賛もあり、式典後の交流会ではいろいろなご飯が無料で振る舞われました。ほんとに注目度が凄い。これからが楽しみですね。

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 そんな富士山ワイルドアドベンチャーで、5/28-29でジャグラーを集めてキャンプしてきます!ファイヤーも音楽も許可していただいたうえ、一応晴れ予想ですが、雨の場合は巨大タープも張っていただける予定。特に参加者の制限はなく値段も通常のキャンプ料金なので、通常のキャンプ利用として富士山ワイルドアドベンチャーに来ていただければ、一緒に遊べますよ。ご興味ありましたら、おいでくださいませ。



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