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NFTなら賞金付きジャグリング大会開け・・るのか?

 NFTをつかったデジタルトレーディングーカードNBA Top Shotというものがあり、この二次流通が盛んです。

 例えば、下記のカードは$230,000(約3300万円)が付いたことがありました。

 そして、日本でもそれが出来ますよ、というガイドラインがスポーツエコシステム推進協議会から発表されました。

  ランダム販売で時価3000万円のものが当たるかも、1回1000円!みたいなものでも賭博にならない、という指針ですね。

 そういえば、日本ディアボロ協会オフィシャルカードゲームなんてものも在りますが、それをさらに一歩進めて、こんなジャグリング大会はいかがでしょうか。

①トーナメント方式の1:1ジャグリングバトル大会を開催。
②試合は録画され、NFTトレーディングカードになる。2回づつのムーブの場合、自分のアクトのNFTトレーディングカードが1試合ごとに2枚貰える。
③対戦に勝った場合、その試合の相手のNFTトレーディングカードも貰える。
④大会終了後、NFTトレーディングカードはオークションに出すことができ、収益は出品者に分配される。

 仮に32名の大会で優勝したとして、5試合で自分のカードが10枚、相手のカードも10枚貰えます。20枚出品し平均値が5000円ならば、10万円貰えることになります。

 問題は1枚5000円で買って貰えるかどうかなんですが、知名度によるんだろうなぁという。転売できる、価値が上がると思われるような流通性が、NBAならあるけどジャグリングにはまだまだ無いという結論で、この思考実験は一旦終了とします。ジャグリンドルや決勝の神ムーブだったら値段次第で買っちゃうけど、1回戦負けの無名の新人のカードが買われる確率は低いだろうなぁ。

 ところで、上記NFTカードショップを運営者が自前で行う事もできます。でも、出場料1万円もらって収入の32万円のうち31万円をNFTトレーディングカードの買い取り費に回します(1枚5000円の価値を担保します)というのは、現行の法解釈で仮にセーフだとしても、後から刺される気がしますね。

 うーん、あとちょっとの気がするんだけどなぁ。

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