【リアル・パートナーズ】新学期の始まりは、アンテナをしっかり立てよう(夏休み明けver.)

┏━━━◆◇リアル・パートナーズ メールマガジンvol.721◇◆━━━━━┓

『目指せ!地域ナンバーワン個別指導塾』 毎週水曜日・金曜日発行
~2023.08.30~

当メルマガでは、あなたの塾が、
「地域ナンバーワン個別指導塾」になるヒントを毎週お届けします。
私の考える「地域ナンバーワン」とは、ズバリ「生徒が辞めない塾」です。
そして、そんな良い塾が増えること、あなたの塾がそうなることが私の願い。
机上論ではない、現場主義の実践的な情報をどんどんお届けしていきますので、
あなたの塾経営にぜひお役立てください。

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【ご質問・ご要望も大募集中!】

「こんなテーマで書いてほしい」「こんなときどうすれば?」という
ご要望やご質問もお待ちしております。
お寄せいただいたご質問には、
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【以前の記事はこちらから】
→(フルバージョン)  https://note.com/yasuta_rp
→(メインテーマのみ) https://r-partners.jp/category/blog

【目次】

◇まえがき     『「2人きりの空間を作らない」は不可能』
◇今回のテーマ  『新学期の始まりは、アンテナをしっかり立てよう(夏休み明けver.)!』
◇あとがき     『みんなのおかげで、無事に終了!』

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◆お知らせ(1)<面談力研修で入塾率アップ!>

この夏(だけでなく全般)の入塾率はいかがでしたでしょうか?
新規入会面談を行ったのであれば、せめて80%以上は入塾していただきたいところです。

そこで、9月10日(日)13:00~16:00、株式会社ZESTの林大輔代表を講師にお迎えし、
『面談力アップ』をテーマに研修を開催いたします!

なお、今回はセミナーではなく「研修」です。

経営者やオーナーさんだけでなく、
現場を動かす教室長や社員さんにもご参加いただきたいと考えております。

実地で学んで面談力をアップし、自塾の地盤を固めていきましょう!

さて、講師である株式会社ZESTの林大輔代表は、私が心から尊敬する経営者の一人。

元・明光義塾のオーナーで8教室を展開し、
オーナー間でも「やり手」としてかなり名を知られていた方です。

オーナー時代は、創業以来12年間、「無借金で」「増収増益」を継続。

また独立開業前は、かのサントリー社で採用に携わっていた経験も持つ、
超敏腕経営者にして、「人事と人材マネジメントのプロ」でもあります。

現在は教室を売却され、塾経営の次のステージとして
「社会で活躍できる人材と組織作り」を理念に「株式会社ZEST」を設立。

講演やコンサルティングを通して、学習塾だけでなくさまざまな業種を対象に
経営・人事マネジメント、営業、就活の支援などを事業展開しておられます。

そんな林代表をお招きして開催するするのが今回の
「面談力アップ研修で入塾率アップ」です!

当然ながら、面談力をアップし入塾率が上がれば、単純に売上が増えます。
さらに利益の意識を高めておくことで、安定した教室運営を行うことができるでしょう。

しかし、利益をしっかり出すには、そもそも売上が必要です。

したがって、入塾率をアップするための面談力強化は、
売上アップ、利益アップへと繋げていく基本中の基本なのです。

林代表が明光義塾時オーナーだったころは、10名以上の社員さんを抱えておられましたが、
林代表直伝の面談メソッドで、全体の入塾率は80%を超えていたそうです。

塾長が一人で面談しているならまだしも、
社員さんにまでその面談力があるのはすごいの一言。

あなた自身や社員さんの入塾率が低くてお困りでしたら、
そのメソッドに学んでみませんか!?

研修の中では、模擬面談の実地も行います。

面談は(私のゴルフも・笑)、我流でやっても限界があります。
客観的な観点や技術を取り入れ、ご自身の面談の長所と短所を理解し、
改善に繋げていきましょう!

今回の研修は、対面だからこそ確実に成果を出せる研修となりますので、
オンライン参加や、アーカイブのご提供はございません。

ぜひお時間を作っていただき、直接ご参加ください。

これから独立開業する人にもおすすめのセミナーです!

また、対面研修(セミナー)といえば、研修後の親睦会も恒例です(笑)。

親睦会では、林代表からさらに塾経営などの真髄を聞くこともできますので、
みなさんのご参加、お待ちしております!

<面談力アップ研修で入塾率アップ>
■日 程  : 9月10日(日)13:00~16:00(16:00~親睦会・自由参加)
■会 場  : 新大阪丸ビル新館(新大阪駅・東口より徒歩2分)
■講 師  : 林 大輔氏(株式会社ZEST代表取締役)
■対 象   : 学習塾関係者(塾長・塾オーナー・教室長・社員など)
■定 員   : 7塾(あと1塾/1塾あたり2名まで参加可能)
■参加費用 : 19,800円(税込/1塾あたり) 
■申 込   : https://beast-ex.jp/fx3926/mendan
※対面型の研修です
※親睦会は自由参加(途中の入退室も可)です

◆お知らせ(2)<【署名活動】塾も「日本版DBS」の対象に>

以前に当メルマガでもお伝えしました、日本版DBSを塾業界も対象とする件に関してです。

【日本版DBS、塾業界での導入は(Vol.702/2023.06.23)】
https://r-partners.jp/801/

現在、学習塾なども対象にする方向で働きかけているようですが、
もし学習塾がDBS対象外になれば、
学習指導できる性犯罪者が学習塾業界に流れてくる構図になります。

それは何があっても避けたいということで、
弊塾ではNPO法人が行っている署名活動に賛同しました!

もしよろしければ、ご協力いただければと思います。

【「日本版DBS」は子どもと関わるすべての仕事を対象に!/認定NPO法人フローレンス】
https://www.change.org/DBS_SaveChildren

賛同人として、はなまる学習会代表の高濱正伸先生も名を連ねています。

今回、皆さんに知っていただきたく、告知させていただきました!
もちろん、署名の強要をしているわけではありませんが、ご一考いただけますと幸いです。

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◆まえがき<「2人きりの空間を作らない」は不可能>

こんにちは、リアル・パートナーズの安多です。

先日のメルマガでも配信いたしましたが、
塾講師(しかも社員)が盗撮するという事件が起きました。

各塾さんもさらなる防犯対策を考えて動いておられると思いますが、
一つ気になったことがあります。

「講師(社員)と生徒さんの2人きりの空間は作らない」という
ルールを作られている塾さんもあるようですが、
残念ながらこれは物理的に難しいケースがあるということです。

例えば社員1人配置の教室の場合、その日1人目の生徒さんが教室に入った時点で、
2人きりになるからです。

同じく、最後の生徒さんが帰る場面も2人きりになります。

「そんな細かいこと言わなくても……」と思われるかもしれませんが、実際にそうである以上、
私は「2人きりの空間は作らない」という文言は慎重に扱ったほうがいいと感じます。

みなさんはいかがお考えですか?ご意見いただけると幸いです!

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◆今回のテーマ <新学期の始まりは、アンテナをしっかり立てよう(夏休み明けver.)!>

地域にもよると思いますが、ようやく長い長い夏休みが終わりましたね。

しかし、これだけ長期の休み明けには、生徒さんにかなりのプレッシャーがかかります。

生徒さんによってプレッシャーの度合いは様々でしょうが、
「学校に行きたくない」と精神的に追い詰められる生徒さんが必ず出てくるものです。

今は、クラスに1〜2名は不登校の生徒さんがいる時代ですから、
みなさんの塾に通われている生徒さんの中にも、
本気で辛いと感じている子がいるかもしれません。

そうした生徒さんの気持ちや変化にアンテナを張ろうというのが今回のテーマですが、
実は春休み明けのタイミングでも、同じテーマをお送りしています。

重複する部分も多いですが、大事なことなので「夏休み明け版」としてお話しさせてください。

さて、春休み明けはクラス替えなどもあり、生徒さんを取り巻く環境も大きく変わりますので、
生徒さんにストレスがかかりやすくなります。

一方で夏休み明けは、1ヶ月以上にわたり学校が休みであることが影響する
トラブルやストレスが発生することが多いです。

教育評論家の親野智可等(おやの・ちから)先生の記事がとても参考になりました。

【夏休み明け「子どものSOS」親が知らない“危機”】
https://toyokeizai.net/articles/-/696727

親野先生は、夏休み明けに不登校になる理由をこう挙げておられます。
1、夏休み前に友達とトラブルがあった。またはいじめに遭っていた
2、夏休み中にSNSでのいじめやトラブルがあった
3、夏休み前から先生との関係がうまくいっていなかった
4、夏休み中にSNSやゲームなどをやりすぎて生活リズムが乱れてしまった
5、新学期の学校生活・行事・勉強への不安(給食の時間がつらいとか部活動がつらいなども意外に多い)
6、夏休み中に起立性調節障害が発症したり悪化したりした
7、集団的な行動が多い学校のシステムそのものが苦手
8、家庭環境や親子関係の急激な変化による不安感
9、発達障害、知的障害、情緒的障害など各種障害
10、漠然とした不安

現場の体感としては、やはり1ヶ月半もの長期休みだと、
非受験生は生活リズムが乱れがちだと感じます。
(弊塾では、受験生は全員10:00から通塾していたので、その点は安心です)

塾は週1~2回しか生徒さんと顔を合わせることができませんが、
彼らの表情や発する言葉などは注意深く観察しておきましょう。

「ちょっと顔色悪いな」と思ったら、面談室で1on1をしたり、保護者さんへ連絡したりと、
周りを巻き込んで生徒さんのフォローをしていくことが肝要です。

常に元気いっぱいの子でも、意外とストレスを感じているものです。
先入観は判断を鈍らせますから、フラットな状態で生徒さんと接するように心がけましょう。

また、自分1人や社員さんだけでなく、学生講師やスタッフにも通達して
元気がない生徒さんや「学校に行きたくない」などの発言が見られた場合は、
すぐに報告するようにルールを共有しておくことをお勧めします。

生徒さんの変化やストレスに気付くためのアンテナを立てておくべきポイントは、
以下のようなものが挙げられます。

・普段遅刻(欠席)しない生徒さんが遅刻(欠席)する
・あいさつや返事などに元気や覇気がない
・授業中にぼーっとしている
・ため息をよくつく
・目に生気がない(うつろ)

私は専門家ではないのでありきたりのことしか書いていませんが、
常に生徒さんの様子を見ている私たちだからこそ、
ちょっとした変化に気づける可能性があります。

もちろん、精神的なものではなく、
単に学校が始まったことで体力的に疲れているだけのこともあるでしょう。

それでもしっかり、面談や保護者連絡を行うようにしてください。
やりすぎるぐらいがちょうどいいです。

「電話しておけばよかった」と後悔だけはしないことが大切です。

また、保護者さんにも、下記のような内容でアラートを出すようにしています。

〜〜〜〜〜
フォレスト生 保護者各位

お世話になります。個別教育フォレストの安多と申します。いつもありがとうございます。

早いもので夏休みも終わろうとしています。
主に中学校は明日から、高校は金曜日から新学期が始まります。

新学期が始まりましたら、
しばらくの間はお子さまの表情を今まで以上に見ていただきますようお願いいたします。
色々な悩みや不安などから、学校へ行きたくないと思われる可能性があるからです。

もし「学校へ行くのがイヤだ」と言われた場合は、
まずお子さまのお話を共感して聞いていただけけると幸いです。

話を聞かずに「学校は行くものだ」「学校は行って当然」というように、
無理に登校させてしまった場合、お子さまがさらに苦しんでしまう可能性があります。

ご自宅が安心できる場所にしておかないと、お子さまの逃げ場がなくなります。
お子さまが安らかな気持ちで幸せに生活できることが最優先です。
ご自宅でのサポートどうぞよろしくお願いいたします。

参考<夏休み明け「子どものSOS」/親が知らない”危機”「想像以上につらい」>
https://toyokeizai.net/articles/-/696727

私たちもお子さまの様子が気になりましたらすぐに連絡いたします。
保護者さまもご自宅で気になることがございましたら、いつでもご連絡くださいませ。
よろしくお願いいたします。

個別教育フォレスト 安多
〜〜〜〜〜

「学校へ行かない選択肢」も昔に比べ、かなり一般化してきた感じも受けます。

個人的にはとてもいいことだと思っていますし、
我が家では年に3回ほど「学校を休みたかったら休んでもいい日」を設けています。

それと、今年度からの大きな変化として、マスクの着脱問題もあります。

「やっと外せた!」という生徒さんも多いと思いますが、
一方で「マスクを外すのが怖い」「マスクをしていない人と話すのが怖い」
という生徒さんもいまだに一定数いるであろうことを忘れてはいけません。

ちなみに、小学生の我が子は、
「給食をグループで食べるのが嫌だ」
「机を動かさずに各自が前を向いて黙食する形のほうが、自分のペースで食べられて気楽」
と言っています。

机を向かい合わせてグループで食べることになれば、
「学校へ行きたくない」と言い出す可能性もあると思っています。

そもそも、これまで3年もの間、マスクをするのが当然の世の中でしたので、
外すことへの抵抗を感じる人がいるのは当然です。

同じ3年間でも、その長さの感じ方は大人と子どもで大きく違い、
子どものほうが、同じ期間でも体感的には長く感じます(ジャネーの法則)。

こうした違いも、ストレスを増長させ負荷をかける要因となりますので、
気をつけておきたいところです。

なお、弊塾の今のスタンスとしては
・生徒さんはマスク不要で授業を受けて大丈夫
・社員や講師には、感染予防のために着用
としています。

マスクをしていない人に怖さを感じる生徒さんへのせめてものフォローですし、
実際にマスクをすることで、生徒さんからの感染予防にはなりますから。

お医者さんや看護師さんなどはマスク着用されているのも、
マスクの予防効果が高いからではないでしょうか。

いかがでしたか。

生徒さんのわずかなサインもできるだけ見逃さないよう、
新学期の始まりは普段以上にアンテナ感度を高めておきたいですね。

あなたの一言・行動が、生徒さんの心を癒すかもしれません。

塾のミッションは、成績を上げるだけがすべてではないと思います。
伴走者として一緒にサポートしていきましょう。

【今回のまとめ】
・新学期が始まると、生徒さんは精神的に不安定になりがち
・生徒さんのSOSサインを見逃さないようアンテナ感度を爆上げする

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◆あとがき<みんなのおかげで、無事に終了!>

毎年のことですが、夏期講習シーズンが始まり、8月上旬ごろまでは
「夏休みって長いなー……」という感じるのですが、今となればやはりあっという間でした。

特に受験生たちは、中3も高3もみんな本当によく頑張ったと思います。

講師のみんなもかなりな時間を勤務に充ててくれましたし、感謝しかありません。

しかも今年は「当日欠勤ゼロ」という快挙!
一人ひとりが体調管理をきっちりやってくれました。

とにかく、みんなのおかげで今年の夏期講習も無事に終了できそうです。

この頑張りが結果につながってほしいですね。

確かに全員がすぐに結果を出せるわけではありませんが、
時間がかかっても必ず伸びるはず。

いい時もあれば悪い時もありますからね。

ビリギャル著者・坪田信貴先生が言われている、
「やれば必ず伸びる」という言葉が好きでとても共感しています。

1回のテストの結果のみで判断しないよう、サポートしていきたいです!

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