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『アンダー・ザ・シルバーレイク』

アンダー・ザ・シルバーレイク!
真夜中のTジョイ博多で鑑賞。
あらゆる謎、に迫っていく内容で様々な映画からの引用と愛で作っている作品だけれども、各場面の俳優の配置だけとっても、こちら側に実に上手く「謎感」を発生させる俳優が選ばれている。リンチ作品でお馴染みのパトリック・眉毛・フィスクラー。
そして、大傑作『ゾディアック』のあのとてつもないエンディングを独特のやさぐれ感で成立させた立役者ジミ・シンプソン。あの映画のジェイク・ギレンホールが演じた役に今回のアンドリュー・ガーフィールドの雰囲気は重なる。映画に出てきた分厚い暗号辞典は『ゾディアック』にも登場する。
そして何よりも、R.E.M、R.E.M、R.E.M!
あの墓場の地下で爆音で踊る「What’s the Frequency, Kenneth?」、エンドロールでの「Strange Currencies」、わたしにとっての至高のバンドの曲が2曲も大音量で聴けるなんてそれだけでも映画代金払う価値はあった。 

2018年11月4日

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