誰のために書くのか?
誰のために書くのか、ということを最初に定めておかないと、作品はぶれていくと思う。
「あくまで自分が成功するため」というのも悪いわけではないけど、最近は他人、それもある特定の層を意識するようにしています。
「自分が成功するため」というのは、強いモチベーションではあるかもしれないけど、それはあくまで本人の問題であり、読者にとってはあまり関係がないなと思うからです。
だから、僕は明確に「こういう人に読んで欲しいな」ということを決めることにしていますね。
子供たちのためにアニメを作った宮崎駿の例のように、自分のためより、「他人のために」書いた方が、より拡がり、結果的にも売れる、という逆説があると思うんです。
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