治療法

さて、ここまで整体的な見方を説明してきました。

「ではどうやって治すの?」と思われると思います。

それについてのお話です。

私の治療院では「揉みません」

ならどうするのか?

端的に言うと

てこの原理を使って「押す・引く・ねじる・まわす」でゆるめる

これが結論です。

私は30代前半までは父の治療院を継いだこともあり、

整体のみで施術していました。

しかしながら、それだけだと、どうしても

改善しきれない症状の方もいらっしゃったのです。

私にとっては「整体」の枠にとらわれることよりも

「患者さん」が「楽になる・改善する」方が重要なので、

他の手技も参考にならないか、色々勉強しました。

すると、流石に十数年施術してきた結果、

色々な施術者の行っている「手技」が

何に対して、どういう目的で、どういう動きで動かしているのか

が解剖学・運動学を理解している為、非常に良く分かりました。

具体的に、合理的な動き、不合理と思われる手技、色々見ていく中で

より効率よく、効果的に施術するにはどうしたら良いか?

が体系として分かってきました。

具体的には、正しく体を動かせなくしているのが筋肉である以上、

個々の筋肉の収縮を、表層・深層含めて、ゆるめる。

その為には、何層にもなっている筋肉を

「揉む」のでは、個別に対処出来るわけもなく、

支点をとって、「てこ」を使えば、

深層筋にすら個別に働きかける事が出来るのです。

その支点の取り方は、「点」であったり「線」であったり

場合によっては「面」でとる場合もあります。

後は解剖と運動学を理解していれば、

力点と作用点を一番効果的な場所にとれるのです。

もう一つ付け加えると、患者さんの力を使うと

更にそれは効果的にゆるめることが出来ます。

色々な施術家(PNFや西洋医学、古武術・合気道系の先生他)

の色々な話と施術をみてきましたが、今のところこの方法が

一番効果的で、ほとんどの問題に対処できます。

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