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なぜ、博士課程に入学したのか?

博士課程への入学、憧れであり、したい気持ちはずっとありました。でも、早期退職してから、って思っていました。この4年間ぐらいの間に、自分が病気をしたり、母親が倒れて介護が必要になったり、と色々な事が起こり、健康寿命ってかなり短いのでは?って思うようになりました。

やりたいなら、挑戦するなら早い方がいい。と考えなおしました。

学びたい、研究したい、という気持ちで、今、在籍する大学院の研究室に見学、面談を申し込みました。
その時に、教授の先生から、博士課程に入学することの目的は、「学位を取ることだ」って言われました。
私には、その言葉が、「覚悟はあるか」っていうように聞こえました。
今はない、って正直に思いました。

それから、学びたい、研究したい、っていう純粋な気持ちだけではダメなん
だと思い、悩み続けました。(この間、1年少し)

工業高校の教員という仕事、自分が身に付けてきた事を教える仕事は嫌じゃないです。たぶん、好きです。でも、長く続けていると、自分がしたかった教える仕事より、事務仕事の方が圧倒的に多くなっています。これは、自分がしたかった事ではないって、このまま、人生が終わると後悔する。もっと、学び続けたいし、研究したい、そのためには、「博士の学位が欲しい」って、、、、、
世間からみたら、安定した収入を得て、普通に暮らせている、それ以上を何を望むのだ、って言われそうです。はい、完全な自己満足です。

そして、初めての面談から1年少し経った頃、再度、研究室の先生にメールを送り、面談のお願いをしました。
その面談中に、「出願します。」と言い切りました。

でも、博士の学位を使って就職?転職したい?と強く思っているわけではないです。

甘い考えだ、って思う人がいるかもしれませんが、私自身は真剣に考えています。

博士の学位が取れても、取れなくても、挑戦したことに意味があると思っています。

でも、博士の学位が取れるまで諦めないです。

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