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わかってくれるって、めちゃくちゃ心強い!妹が教えてくれた夫婦喧嘩の解決策。

「またいつでも電話しよう」
「やすは日々がんばってるよ」

電話を切って
慌ただしくなる夕方前に
お礼のメッセージを送ったら
冒頭の返事が返ってきた。


送り主は2歳下の妹。

妹も絶賛子育て中で
わんぱく小1男の子、
イヤイヤ期ド真ん中2歳児女子のママだ。



「時間あればちょっと話せる??」
そんなLINEを妹に送った。


その理由は、
聞いて欲しいことがあったから。


めずらしく
その前日に大好きな夫と
それはそれは大きな喧嘩をしたのだ。


ショックな出来事を
どうやって整理したらよいのか

モヤモヤを
紙に書いてみたり

ネットでググってみたり

「すっきり」しない状況が
とっても苦手なタイプだから

手当たり次第にやっていた。

これも
わたしのセルフケア方法だったりする。



そんなとき
頭に浮かんだのは
妹の存在だった。

思い立ったら
即行動!

妹に連絡をし、
すぐに話すことができた。


話してみて感じたことは
これだ。



「わかってくれる」

これが
とってもと~っても大きかった。

わたしが2歳3か月の時に
この世にオギャーと産まれた妹。

そこから
同じ両親や祖父母の背中をみて
育ってきた似たもの同士。

「これだよね」
「こうしたいよね」という
感覚が本当に似ていて
心底わかりあえる存在だ。


今は
40歳と38歳のいい大人

場所は名古屋と東京で
離れているが

話し始めると

「似てるな~」
「そうだよね!」と
大きな大きな安心感があった。


鼻水や涙を何度もティッシュで拭き
あれこれ話して
「すっきり」したし

どう次に進みたいのかが
真っ暗な空に光る星を見つけたように
ハッキリと見えたのだ。


わたしは夫に
「気持ちをわかってもらいたい」
「気持ちを知っていてほしい」

この気持ちがクリアに見えた。


どうして欲しい
助けて欲しい

これではなくて

大好きな夫に
このわたしの気持ちを
わかってもらえるだけ
それでいい

まずは
ここだと感じたのだ。



妹は30年間
結婚するまでずっとずっと
一緒にいたから

話さなくても
なんとなくその状況をみて
お互いのことがわかったし

話せば
「やっぱりね!」
「そうだよね」と
分かり合える感覚があった。



一方、
夫とは
まだまだ10年。

妹の三分の一という期間だ。

まだまだ
伝えていかないと
妹レベルまで到達しないのだ。


わたしは
こう感じている。

こんな風に物事を見ている。

こんな風になりたい。

ワクワクする理由はここ。

こんな感覚を大切にしたい。

これは苦手。


わたしにしかわからない
その感覚を
そばにいる夫にわかってもらう。

そのために
「知ってもらう」努力をしよう。

そんなことを感じたのだ。


夫にも
自分の感覚があって

物の見方も
感じ方も
育ってきた環境も違う。

どんなことを感じているのか
考えているのか
大切にしているのか

改めて
知っていきたいとそう強く感じた。



「おとうさんとおかあさん
りこんしちゃうのかな・・・」

6歳の長男がそんなことを思うくらい
大きな大きな喧嘩の翌日

夫とわたしは
お互いに冷静になって
話をした。


「もっと話そう」
「勘違いしていることがまだまだある」
「時間をつくろう」
「お互いに自分が感じていることを伝えよう」

こんな言葉が次々と出た。


あったかい温泉につかっているような
「あぁ~よかった」と
身体中が安心感に包まれた瞬間だった。



夫とわたし
10年目のパートナーと

いまよりもっと
お互いに分かり合えるようになるには
以下のことが必要だ。

  • 自分の気持ちを知る

  • その気持ちを相手に根気強く伝える

  • 相手のことにも興味関心をもつ

  • 相手との違いを知る


好きで結婚したけれど
「共通」していることもあるけれど
「違う」ことだって多い。

全部同じじゃつまらない。

自分が選んで
夫と一緒にいることを
決めていたりするわけだから

同じも違うも知って
互いに認めていきたいと感じている。


2歳下の妹とは
「血」がつながっている。

その絆は
本当に本当に大きい。

夫とは当たり前だが
「血」がつながっていない。


だからこそ、
自分の当たり前を
「伝える」作業は
おろそかにしてはいけない。

良好な関係をキープしたいから
「知る」「伝える」は
やっぱりあきらめたくないのだ。



「妹が夫だったらいいのに!」

こう思ったからこそ
夫との関係性を今一度見直そう。

喧嘩って
パワーを使うけれど
この大収穫っぷりに
夫婦でにんまりしている。


「おかあさんとおとうさんは
やっぱり仲良しだね!」
「だいじょうぶって言ったでしょ?」

子どもたちからの言葉に
あたたかな気持ちになったのでした。

失敗する姿、
そこから立ち上がる姿
これからも全部子どもたちに見せていく。

そのまんまを見せていこう。

▼看護師が伝えるセルフケア



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