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RIZIN.20 観戦記録① 【朝倉海vsマネルケイプ】 〜2020年のJMMAを占う〜

今年も観戦して参りました。大晦日の格闘技。

もちろん「一人で」です。。

僕が初めて格闘技を見に行ったのは2010年の「Dynamite!!〜勇気のチカラ〜」でした。
あの青木対自演乙が行われた大会。当時受験生だった僕は、勉強しなくてもいいのか?というプレッシャーと戦いながら好きを抑えきれず貯めたバイト代で大晦日ぐらいはいいだろう…!という気持ちで観戦しに行ったのを覚えています。

初めての観戦で、周りイカつめの人達が多くて緊張しまくってたかな、、ただあの一戦の時の会場の爆発度といったら今でも忘れられない。一度も生で見にいくことはなかったけれども全盛期のPRIDEは毎回こんなんだったのだろうか…!?などと考えていました。

それからはや10年、、、周囲に格闘技好きを公言しているにもかかわらず、あんなこんなな妄想話も誰かとすることなく2020年も一人で格闘技観戦を迎えてしまいました…!(これは僕の性格のせいかもしれないけども!)

とりあえず溜まりに溜まった格闘技を誰かと語りたい!という欲のはけ口を探してnoteにたどり着きました。格闘技ファンの方はもちろん、そうでない方も読んでいただいて格闘技を語れる場になれば幸いです。

■衝撃のメイン! 朝倉海 vs マネル・ケイプ

まずはいきなりだけど大会の大トリを務めた、RIZINバンタム級タイトルマッチの一戦。

両者は一年前に対戦しておりその時は海が判定2-1で辛勝している。

今回はタイトルマッチに昇格してのリマッチ。この試合の最大の注目ポイントはやはり「朝倉海の進化」だったと思います。今年の8月に堀口恭司をKO、10月には佐々木憂流迦も骨折KOと勢いにノリに乗りまくったいました。日本が誇る元UFCトップランカー二人を短期間に倒してしまいました。一方のマネル・ケイプも今年は伊藤、水垣にKO勝利はしているものの去年の大晦日には佐々木憂流迦に判定で破れていました。

海が勝っている佐々木に、ケイプは負けている。。この点から考えても正直今回朝倉海のKO勝ちは堅いだろうと多くの人が思っていたはず。僕もそう思っていました。

結果は、、マネル・ケイプ2R KO勝ち!!!

まさかのケイプの勝利。会場は騒然、朝倉海は呆然とした表情。

「おいおいおいおい、これからRIZINバンタム級どうなっちゃうの!?」

海が負けたのは残念でしたが、僕はマネル・ケイプも好きだったので複雑な心境、、でもケイプのマイクを聞いてやっぱりケイプ勝ってよかった!と思ってしまいました。

「ナンダヨー!!!」

これがケイプの発言。

よかったです。正直RIZINの日本人選手の試合後のコメントが優等生が多すぎて面白くないんですよね、、朝倉未来はキャラが立ってて好きですが、他の選手は感謝をまずは述べる。大事なことだからわかるのですがなんかもっと自分勝手に感情を爆発させるようなコメントが聞きたいなーと思います。

ケイプは最初こそ問題児という悪役の立場でしたが徐々にそのスター性を発揮してきていると思います。かつてPRIDEで活躍したヴァンダレイ・シウバのように…!

一方、まさかの敗北を喫してしまった朝倉海選手。。

試合後のインタビューでは冷静にベルトを取り返すと語っていました。

ここで負けたことによって、変に最強幻想がふくらみ過ぎなかったのはよかったのかもしれないと思います。今回負けはしたものの、RIZINバンタム級の中では堀口と同じく頭一つ抜けている強さのはずです。

ここから更なる成長に期待です。

■マネル・ケイプ選手の次戦の相手は扇久保選手。

今回石渡選手と歴史に残る激闘を繰り広げた扇久保選手がどう立ち向かうのか?

戦歴で見たら扇久保先週有利ですが、ケイプは本当にただいま爆成長中です。僕はRIZINにスター選手が生まれるためにもケイプ選手に圧倒的に勝ってほしいなと思っています。彼は試合でも試合以外でも魅せれる華のある選手です。もちろん扇久保選手も好きです、ただやはり華やかさには欠ける。。いい試合にはなってほしい、、

■朝倉海選手の次戦の相手は???

こちらもだれが来ても楽しみです!個人的には石渡選手なのかなと思っています。朝倉海選手も負けたとはいえ爆成長中です。

RIZINバンタム級はマネル・ケイプと朝倉海という新鋭のライバル二人が成長しながら強豪を倒していき、その二人に更に強くなって帰って来た史上最強の堀口恭司が立ちふさがる…!

2020年はこんなストーリーを妄想してしまいます。

もちろんその先には第3戦目が最高のタイミングで行われると良いですね!

RIZINバンタム級はとりあえずこの二人から目が離せません。





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