弁護人がマスク着用拒否 審理2時間止まる 気持ちは分かる・・・

こんにちは、スマート法律相談の弁護士のカツベです。

 開廷直後、永渕健一裁判長が弁護人に「マスクをして頂けませんか」と要望。弁護人は「感染拡大を防ぐのは大事だが、(被告の)人生を決める重大な裁判。マスクをすることは難しい」と応じなかった。やりとりは2回繰り返されたが弁護人は譲らず、裁判長は対応を相談するとして審理をいったん中断した。

確かに、弁護士の感覚としては、冒頭陳述をマスク付きでというのは違和感があります。

証人尋問のときに証人がマスクをしていると表情が伝わらないという懸念もあります。

それで結果が悪かったらと考えると、なかなかマスク着用には応じられないという事情もあると思います。

他方で、現時点の状況で、訴訟当事者全員がマスクをせずに裁判をするということも、また考えられないところです。

法廷には窓がないので、風通しはめっちゃ悪いです。

この弁護人の言うように、開廷が時期尚早というのであれば審理や判決が先延ばしになってしまい、それはそれで大問題です。

変なところで心証を悪くしてしまうと、それはそれで被告人の利益を害することになりますし、、、難しいですね。

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