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毎日使うからこそコダワリを。”自作PC”を始めてみませんか?

”自作PC”という世界があるのをご存知でしょうか?

ローコストでそこそこの性能のPCを作ったり、
お金をかけて重たいゲームもサクサク動くような
バケモノ性能のPCを作ったり、
はたまた光るパーツを使って鮮やかにイルミネーションするPCを作ったり。

自作PCには、家電量販店に並んでるような
既製品PCにはない魅力があります。

↓↓↓ちなみに僕のPCはこんな感じ。

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これは側面パネルを取り外した状態ですが、
側面パネルはアクリル樹脂製でスケスケなので
取り付けた状態でもあまり見た目は変わりません。

実はドライバー1本で作れる”自作PC”

自作といっても、電子部品をハンダ付けしたりするわけではありません。
高度な工作技術も、高価な工具も、深い専門知識も不要です。

自作PCは、CPU、メモリ、などの
規格や形状がある程度決まっている”パーツ”を組み合わせて作るものです。

テレビやPCにつなぐ外付けハードディスクというものが売られてますが、
あの中に入っているハードディスクも本来はPCパーツの一つです。

実は自作PCってドライバー1本あれば作れるので、
感覚としてはプラモデルに近いんですよね。
やり方さえ知っていれば小学生でも作れちゃったりします。

「既製品があるのに、なんでわざわざ自分で作るの?」

という疑問もあるかと思いますが、自作PCは”コダワリの世界”。
クルマやバイクにお金をかけるのと同じで、

 ・もっと快適な環境でゲームをしたい
 ・毎日使うものだからこだわりたい

という思いを持つ人の夢を叶えられる世界です。

ゲーム特化の性能爆上げで究極のゲーム環境を実現

「ゲーム性能を爆上げして
 リッチなグラフィックで快適にゲームをしたい!」

例えばこんな願望を持つ人なら、自作PCは有力な選択肢になります。

PCゲームのグラフィック性能を決める”ビデオカード”というパーツは、
性能が高いものほどパーツ自体が巨大化します。

性能が上がれば上がるほど大量に熱を発して熱くなるので、
その熱を逃してパーツを冷ますための冷却ファンも
性能に比例してより巨大で強力なものにしていく必要があるからです。

「スリムな既製品PCにゲームを入れたんだけど、
 起動してみたらカクカクでまともに動かなかった...」

なんて話をよく聞くんですが、これって当たり前の話なんです。

だって本体がスリムである以上、高いゲーム性能を出せるビデオカードは物理的に積めないわけですから。

”ゲーミングPC”と呼ばれる比較的大きなPCでも、
”中の上”以上の高性能ビデオカードは搭載できないものが多くあります。

なんとか搭載できたとしても、本体ケースが小さいと排熱がうまくできなくて性能をフルに発揮できないことがあります。
最近のPCパーツって賢いので、
熱くなりすぎると熱で壊れるのを防ぐためにわざと性能を落とす
なんて機能を持つものもあるんですよね。

その点、自作PCならゲーミングPCよりも巨大なケースが豊富にあります。

搭載したいビデオカードの大きさに合わせて本体サイズを決められるから、
全長35cmを超える巨大で超高性能なビデオカードも余裕で搭載できます。

高性能ビデオカードを搭載したPCを自作すれば、ロードが長い、画面がカクつくといったゲームでの不満は一掃されることでしょう。

毎日使うものだからこそ、”コダワリ”を追求

自作PCはいくつものパーツが組み合わさって構成されており、
その一つ一つを自分で選ぶことができます。

もちろん性能や品質によって値段も変わってくるので、
何を重視してパーツを選ぶかは人それぞれです。

性能にこだわるも良し、品質にこだわるも良し、見た目にこだわるも良し。

見た目に関して言うと、
近年は綺麗なイルミネーション機能を持つパーツが増えたので
中身のパーツが見えるような作りになっているケースも多くあります。
さきほど見せた僕の自作PCのケースも、このタイプです。

光るパーツで固めて派手なPCにするも良し、
光らない落ち着いた色合いのパーツで固めて、シックなPCにするも良し。

どっちを選んでも既製品PCには無い高級感を感じられます。

それに、自分でパーツを選んで作ったPCは、いわば世界に1台だけのオンリーワンのPC。
自分のコダワリが詰まったPCですから、愛着も湧いてくるというものです。

性能と見た目にこだわった自作PC実例

なぜ自作PCを作りたいと思うかは人それぞれですが、
僕の場合はストレスの無いPC環境が欲しいと思ったことが発端です。

目指したのは、サクサク動いて綺麗に光るPC。

まずは起動の速さです。
本体のスイッチを入れて40秒後には
Youtubeで動画を見始められるような起動速度の速さを実現しました。

次に、32GBの広大なメモリ。
一般的な既製品PCだと8GBか、ちょっと性能の良いPCでも16GB程度です。

普通の使い方なら、それだけあれば十分という場合がほとんどです。
ですが僕の場合はメモリをガンガン使うゲームをするので、16GB程度では足りませんでした。

メモリが多ければ重たいアプリをいくつも起動していても
動作が重くなることはなく、あらゆるアプリがサクサク動きます。

YoutubeでフルHD動画を3つ同時に再生しつつ重たいゲームをやる、
なんてこともできてしまいます。
ウィルススキャンも知らない間に終わっていて、
あれ、スキャンしてたの?と思うこともよくあります。

ビデオカード性能も重視したので、重たい3Dゲームもヌルヌル動きます。
マインクラフトで高解像度テクスチャ+影MOD+描画距離最大、という
超絶に負荷がかかる設定でもヌルヌル動いたときは感動しました。

そして、巨大ケースとイルミネーションによる圧倒的な存在感。
パーツを収めるケースは、全長30cm近くある巨大ビデオカードも余裕で収まる大きさです。

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光るパーツも、それぞれが好き勝手に光ってるわけではありません。
すべて同じアプリによって制御できるものを揃えたので、
ケースの中ですべてが連動して鮮やかにグラデーションします。

最後に、PC内部の配線です。
内部が見えないケースであればあまり関係ない話ですが、
ごちゃごちゃとした配線はPC内部の美観を損ねる大きな要因になります。

大抵のケースには配線を収納するための”裏側”スペースがありますが、
中身が見えるケースだとどうしても配線を隠せない部分が出てきます。

だからこそ、”魅せる”ための配線アイテムをわざわざ用意しました。

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内部が見えるケースだからこそ、配線をも”魅せる”ことにこだわりました。
もうこれは完全に自己満足の世界です(笑)

まずは作り方を知るところから

ドライバー1本で作れるとは言っても、
もちろん前提となる知識は必要になります。

ミニ四駆と同じようなもので(世代がバレる笑)、
組み方の大筋は共通していますが、
そもそもの組み方の手順を知ってないと作れません。

そんなに難しいものではないので、DOS/V POWER REPORTとかの
自作PC情報誌を見てみるのがオススメです。

売れ筋のパーツや性能の比較も載ってるし、
オーソドックスなPCの作り方も載ってます。
写真付きで解説されているので、わかりやすいと思いますよ。

「作ってみたいけど、どうすればいいかわからないよ」

という悩みも解決するので、ぜひチェックしてみてください。

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