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「鏡の法則」の原点か?

見えない世界を伝える神社ナビゲーター市口哲也です。

あなたは「鏡の法則」を知っていますか?

あなたの周りにいる人は、あなた自身を映し出す鏡である、というのが「鏡の法則」です。

特に、あなたと同じ欠点を持つ人は、あなたには、嫌いな人であり、とても腹立たしい人に映ります。

あなたが、自分自身の欠点を見せられていることに気付き、それをしっかりと認め、さらにあなたの欠点を、あなた自身で許してあげることで、解消されます。

「気付く」ところが、一番ハードルが高いかもしれませんね。

さて、三種の神器にも鏡があります。「八咫の鏡」といいます。
伊勢神宮の内宮、正宮に天照大御神の御神体として祀られています。
皇居には、その形代があります。

一般的に、神社にある鏡は、参拝者自身の姿を映すために、拝殿に参拝者に向けて置かれています。

古代において、八咫の鏡の原型とされるのが「マフツのカガミ」です。
その人の正体を映し出す鏡です。

ハタレの乱という国を揺るがす反乱が起こり、その首謀者にとり憑く魔物を映し出したり、離婚の危機にある夫婦が抱える問題点を映し出したり、と見えないものを映し出す鏡だったようです。

アマテルカミ(天照大御神)の隣で、この「マフツのカガミ」を持っていたのが、瀬織津姫です。

歴史書「ホツマツタヱ」には、このような面白いエピソードも出てくるのです。


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