日本型の奴隷労働は体に猛毒だと思う。これは労働全般に言えることなのかもしれないけど、超ホワイト以外は大体無意味で不毛な奴隷労働に等しい。

　生きる為に働く⇒やりたくもない奴隷労働なのでストレスが溜まる⇒消費でストレス発散させられる⇒金が無くなる⇒また働く⇒やりたくもない奴隷労働なのでストレスが溜まる⇒消費させられる⇒また働く⇒次第にストレスによる健康被害が出てくる⇒さらに消費させられる⇒金が無くなる⇒また働く⇒ストレスで病気になる。

　日本の今の生活レベルは、多くの労働者が本来貰うべき賃金をピンハネさせられ、過剰奴隷労働と他者への滅私を強要されて成り立っている。それに気付いた人間から、どんどん搾取される様な職業に行かなくなっている。

　サービスを受ける側からしたら不便になっていく事このうえないけど、社会的には搾取される様な労働環境に若い人が行かないのは良い事だ。

　日本人に共通と俺が思う思考で、労働者がたとえ低賃金でも金を払っているのだから一人前にやって当たり前、丁寧に扱われて当たり前、雑に扱われるなんてとんでもない、と言うカルト宗教並みの洗脳がまかり通っている。

　サービスの質に応じて対価が上下するアメリカさんの方が、過酷な奉仕を低賃金で要求される日本よりまだ分かりやすくて、そして労働者に優しい。

　アメリカさんもアメリカさんで色々と地獄だが、大した対価も支払わないのに、質の良いサービスを受けられて当たり前と思っている、日本社会よりマシだろうね。

　あと「社会人」て言葉のワードでの洗脳は非常に強力で、社会人であるから嫌な仕事もやって一人前、そうでない奴はゴミと言う認識を造れるからさ。で、挙句の果ては、上の言う事は絶対と言う強制力も働かせて押し付けてくる。

　俺は幸か不幸か、子供もおらず結婚もしていないし、家も買っていないので、奴隷労働を意に反して強制させられる様な事態になっていない。

　良い側面で捉えたら、嫌な奴隷労働で壊される前に移動できるメリットがあるが、悪い側面で捉えたら理不尽な事に対する耐性が無くなると言う事だ。

　どちらにせよ、望まない奴隷労働で壊されてしまった後では全て遅いので、俺としては自由でいて不自由な身分のままがいいかな。

　今まで働いた職場で、上司の強烈なパワハラで片耳が聞こえなくなったり、鬱病になり自殺未遂したりする人をちょいちょい見てきた経緯から、そりゃあ、Z世代が就職して数日で退職代行使って飛ぶよなと共感しかない。

　化石の様な労働観を引きずって、未だに労働者に甘えている企業がごまんとある現状が、人手不足を招いているんだよなーと。外国の人もこんな馬鹿な国に働きになんかこず、オーストラリアとかシンガポールとかに行っているらしいね。賢明だよ。日本は働く場所じゃない。遊びに来る場所だ。