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キノコの世界2

 強い風に帽子を押さえる。

 そこから見える景色は、少女の住んでいた国とは全く違っていた。

「ーーキノコしかない」

 色とりどりのキノコが森のように世界を覆っていた。
 時折もくもくと煙をあげるキノコも見える。

 少女はゴクリと生唾を飲み込むと、ボソリと口を開く。

「ここが、ジャパン・・・・・・‼︎」

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140字小説です。

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