【連載小説】4つの頂点と辺 目次

この小説は、森下家の兄妹をめぐる4つの連作短編(第1辺〜第4辺)と、あいだをつなぐブリッジ(第1頂点〜第4頂点)で構成されています。ブリッジは連続した短編になっています。

第1頂点(ブリッジ)

森下家が燃えている。火事だ。散歩の途中でそれに遭遇した「私」は、火事を見物するある人物を見かける。

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第1辺:森下つぐみ(長女)の章

祖父江の身体から突然、空腹が消滅した。ものを食べなくなってから一週間が経過する。彼に何が起こったのか。

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第2頂点(ブリッジ)

森下家が火事で燃えた同日、森下家の長男が海外で失踪したというニュースが入る。町にはマスコミも訪れ、にわかにざわつきだす。果たして森下家の母親はどこへ行ったのだろうか?

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第2辺:森下智(次男)の章

雨の日にバスに乗って、智といとこの智子はどこかへ出かけていく。智は新聞で遭難事故の体験談を読み、学生時代のある思い出を語る。

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第3頂点(ブリッジ)

ようやく町が落ち着きだしたある日の朝、「私」は、森下家の渦中の人物に、意外な場所で出会う。

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第3辺:森下薫(長男)の章

帰国を控えていた出張先のプラハで、謎の男に声をかけられた薫は、男の意図不明の行動に巻き込まれていく。

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第4頂点(ブリッジ)

突然の警察の訪問。戸惑う「私」に、警察はある事件の発生を告げる。そして再び町は、マスコミの報道の熱狂に巻き込まれていく。

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第4辺:森下清美(次女)の章

晴れた日曜の朝に、姉のつぐみが家を出て行くと告げる。姉は「森下家の良い時代は終わった。ただし清美を除いては」と言う。

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再び第1頂点(ブリッジ)

「私」は事件の渦中にある人物から、最後の依頼を受ける。

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