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作家の日々

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2020年8月の記事一覧

note二周年、そして二年目PV数ベスト7

note二周年、そして二年目PV数ベスト7

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 どうやら、noteに登録してから丸二年経ったようです。
 当初は三日坊主で終るかしらと戦々恐々でしたが、なんだかんだで途切れることなく毎日更新できているのは本当にありがたいことです。いつも読んでくださっている皆様、誠にありがとうございます。

 一年記念の際に、「この一年で特に読まれた記事」を特集したことがありました。
 今回もそれと同じ企画をやろうと思います。
 「二年目で特に読ま

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綺麗に年を取りたいものです

綺麗に年を取りたいものです

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 そもそもが「三十歳以上は信じるな!」という古典ロックな言い回しに染まり切っていたわたしこと谷津ですが、気づけばうっかり三十のカウントダウンが迫り来ている四年前のこと。「三十歳以上は信じるな」と言われても、自分を信じないわけにいかないんだよなあブツブツ……と言い訳しつつウダウダすごしていたわけですが、この件については三十歳になった日に、ある結論に至りました。

「じゃあ、いつまでも心は

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経験と「あこがれ」(9月新刊新刊『絵ことば又兵衛』で考える)

経験と「あこがれ」(9月新刊新刊『絵ことば又兵衛』で考える)

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 前回

 の続きなんだぜ。
 前回はどういう風に「経験」を用いて小説家が小説を書いているのかをつらつら書いてきましたが、実は前回のエントリは、かなり綺麗ごとが含まれている……というか、経験の恐ろしさみたいなものをまるで説明できておりませんでした。そんなわけで、今回はその話をしようと思います。ちなみに今回は、9月刊行の『絵ことば又兵衛』を絡めつつ話をしていくぜ! 

「まだ誰も読んだこ

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小説は経験がないと書けないのか(拙作『廉太郎ノオト』で考える)

小説は経験がないと書けないのか(拙作『廉太郎ノオト』で考える)

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 昨日あたりからTwitterで、

「作家は自分の経験したものしか書けない」

 という使い古された言い回しが出回っています。
 例のごとくどこから湧いて出たのかよくわからないらしいのですが、いずれにしてもよいコミュニケーションとして機能しておるようで、創作クラスタの間ではちょっとした騒ぎになってますね。

 この言説に対してわたしなりの答えを出すのも一興かなあと思い、今日はこの話に

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しばらくリアルではエンカウントしづらくなります

しばらくリアルではエンカウントしづらくなります

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 上の『谷津矢車最新作』ページを少しいじり、『おもちゃ絵芳藤』(文春文庫)と『絵ことば又兵衛』(文藝春秋)を加えました。
 それはさておき。

 今日はちょっとご報告です。
 Twitterでも書いたのですが――。

 この通りの感じです。

 もっと細かく言うと、

・人の多いところはとにかく避ける
・濃厚接触が疑われるところについても避ける
・ZOOMなどでできる打ち合わせならばそ

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