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短編の登場人物について思いを致しているところです

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 昨日はサイン色紙、サイン本の作成で半日費やしたのですが、決して暇なわけではありません。大事な仕事であるが為に丁寧な作業を心がけていただけです。というわけで、本日は仕事に戻っています。
 同時並行でやっている某ゲラとともに、ぼちぼち書かねばならないのがある歴史小説短編(80枚程度)です。これまであまり書いてこなかった時代の、書いてこなかった人物たちを主題にしたお話なのですが、なんともはや、難しい。
 この辺りの時代は、ある大作家の方がとんでもなく大きな足跡を残していて、はて、わたしごときペーペーに登攀できるような山だろうか、というきがしないことはなく、それでもガッツと気合いと無鉄砲で受けた短編でした。
 そしたら案の定これですよ。

 女性だけに限らず、あの時代の人たち、皆不可解なんですよ! どうなってるんだよもう!(ぷんぷん)
 いや、当然といえば当然です。当時の人たちの心象風景は、人権意識や自由主義がインストールされたわたしたちとはまったく違うもので、これらのものが簡単に理解できようはずもないのです。

 でも、今の段階で「理解できない」のは、むしろいいことなんじゃないかという気がしてきています。
 ピリオドが打てるまでに、小説に落とし込みながら人物たちを理解してゆけばよいのですから……。

 というわけで、そろそろ執筆を始めようかなーという感じではおります。

 がんばるぞい。
 

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