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　ここのところ、ようやく作家としてのマジックポイントが回復してきました。

　作家生活を送るにあたっては、

　心（MP）
　技（魔法：技術）
　体（HP）

　の三つがものごっつ大事でして、ああでもないこうでもないと考えながら色々と模索している今日この頃です。
　ここのところ、「体」については筋トレの回数を増やし、腹筋を割るべく鋭意努力中です（なんか目的が変わってきてないか？）。「技」についてはひたすら新しいことに挑戦するしかない、という大悟を得ているところです。
　個人的に、一番管理が難しいのが「心：MP」です。
　技術を磨いて大魔法を撃てるようになるとMPを消費しますしHPも削られていきます。もちろん、大魔法にもこつがあって、一度自家薬籠中の物とすると少ないMP、HPで撃てるようにはなるのですが、習得するためには七転八倒してMPとHPをつぎ込んでやらないとなりません。

　それはそうと、わたしは「奇」の作家です。
　奇矯なプロットで読者さんを驚かせる作風で有名になってしまったので、どうしてもそういう捉えられ方をしてしまうのですが、そういう作家ほど「正」の側の技術を磨いてやらないとなりません。カーブが決め球の投手こそ、ストレートの鋭さが必要なのと同じ理屈です。
　とある編集者さんに指摘されてからというもの、ずっと「正」の球を磨いて四年目ですが、まだまだMPを消費しまくってやっている感じがあります。
　とはいえ、おそらく小説を書くということにゴールはないと思われるので、MPの回復に努めつつ、頑張っていこうかなあと思っております。