それさく文庫書影

谷津、眼鏡を新調する

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 今日は親の顔を見に帰省していました。
 まああれだ、「できる限りベタに生きるように心がけよ」と某小説講座で話してしまった手前、わたし自身もベタに生きざるを得ないのです。言行一致、マジで大事。というわけで、母親に母の日のプレゼントを渡し、ひと月早く父に父の日のプレゼントを渡してきたわけです。

 その帰り、少し寄り道をして中継駅前の商業施設に入った際、「そういえば、五年くらい変えてない」と気付き、そろそろ新調してええんちゃうのんかとばかりに衝動買いしちゃったんですよ、眼鏡。
 実物のわたしをご覧の皆様はご存じのことかもしれませんが、わたしは基本的に醤油顔(死語)で、眼鏡が顔の印象の八割余りを作っているといっても過言ではありません。そんなわけで、眼鏡の買い替えには細心の注意を払っているつもりだったのですが、今日は一緒に妻がいるということもあり、妻にいろいろダメ出しをしてもらいながら選びました。

「ああん? 丸眼鏡は似合わないだろうが」
「いや、この色だと芸人さんに見えるよ」

 いや、わたしも文章を書く芸人みたいなものなんですけど……と反論しようとしたものの、真っ赤な小ぶりの眼鏡に手を伸ばそうとしたときの妻のマジな目力に怖気付き、結局妻チョイスの眼鏡にしました。

 だいぶ小ぶりな眼鏡になりました。これは妻の「お前、いい加減33なんだからもう少し落ち着いた眼鏡にしろよオォン!?」という圧に負けた結果です。

 というわけで、このニュー眼鏡で皆様の前に出る最初の機会は5/19のくまざわ書店柏高島屋ステーションモール店さんでの合同サイン会ですので、お越しの皆様、谷津がどう変わったかお楽しみに!(あんまり変わってない気もするけど)

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