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引っ越しました

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 ここのところ低浮上でしたが、これには理由がありまして……。

 引っ越しをしたのです。

 かつては東京二十三区に暮らしていたのですが、諸般の事情で東京市区に移ったのに伴い居住面積も大きくし、仕事周りの環境を整えた次第です。
 これまではパソコンラックとその前だけがわたしの仕事スペースだったのですが、150✕150センチのL字デスクを購入、かなりゆったりとしたスペースを確保しました。また、わたしが預かるキッチンもだいぶ広くなり、なんか知らんけど丁寧な暮らし的な匂いを醸すダイニングとなっております(妻に反対されているので写真は割愛)。

 それにしても、東京二十三区に暮らしていた日々は、作家としてのわたしにとっては青春の如き日々でした。
 作家歴で考えるなら四年目から九年目を過ごした場所で、この間に『おもちゃ絵芳藤』(文藝春秋→文春文庫)や『廉太郎ノオト』(中央公論新社)などの代表作を生んでいます。また、この時期に知り合った作家さんや業界関係者も大変多く、よう呑ませていただいたり、一緒にくだ巻いたりしたものです。いろいろ大変だったことはありましたけど、住んでいた場所(すみません、公開はしませんが、東京二十三区とは思えぬのんびりしたところでした。また住みたいなあ)の印象も相まって、いい思い出に彩られています。

 なぜ引っ越したのかというと、これは作家・谷津矢車ではなく、谷津矢車の中の人の都合によるものなのですけれど、当然作家・谷津矢車は今後もフルスロットルで頑張っていく所存ですので皆様なにとぞ。

 とはいえ、お付き合いなんかはずいぶん欠礼することになるかもなぁ、と覚悟しておりますが、都合が付きましたらやりましょう。

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