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きょーふの2021年

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 昨日、某編集者さんとのメールの最中世相の話になり、二人でしきりに2021年のことを気にしてました。
 わたしは2013年デビューなので経験はありませんが、サブプライムローンの破綻に端を発するリーマンショックや、東日本大震災の混乱に伴う不況は相当出版界にダメージを与えたそうです。そりゃそうですよねえ。当時のわたしの生業にもかなり影響が出ましたもの。そんな経験を加味して考えると、問題発生直後より、そのあとのほうがヤバいことになる、というのは経験的にいえるわけです。
 今は皆さんが非常事態なので何とか色々と手を打って、シャカリキに動いてますけれど、当座の問題が終わり、社会のダメージが明らかになって来るにつれ、きっとわたしも含め、財布のひもが固くなるのだろうなあ……と。
 小説は(悲しいことに)万人にとっての生活必需品ではありません。であるがゆえ、最初に支出が削られていく箇所です。

 なんというか、どぎつい2021年になりそうだな、と今から身構えているところです。

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