見出し画像

本屋大賞2020でわたしの本も紹介されていました

【PR】

 昨日は久々に外出しまして、神保町まで足を延ばしました。実はいろいろあって外出しなくてもよかった案件ではあったのですが、久々に外でラーメンが食べられてうれしかったです(小並感)。

 それはさておき、わたしは大抵街に出ると書店さんに足を運んでまして、機能も新刊書店さんにお邪魔しました。
 そこで、見つけてしまったのです。

『本の雑誌増刊 本屋大賞2020』を。

 一作り手として申し上げると、本屋大賞は縁遠いものだという感慨があります。
 今、歴史時代小説は読書界においてそこまで大きなウェイトを占めているとはいいがたく、実際、歴史時代小説を推してくださる書店員さんも限られているというのが実情です。現代小説と比べて「読みづらそう」「難しそう」などのイメージが先行しちゃっている感じで、実際書店員さんの中には歴史小説、時代小説を読まない方も多いのが現状です。
 いえ、書店員さんを非難する意図はありません。ただ単に、現状の歴史時代小説がある種のマニア向けジャンルになっている、という事実を反映したものに過ぎないだけのことです。マジで書店員さんを貶める意図はないので、その辺マジで勘違いしないでくださいね!(力説)
 とにもかくにも。わたしは何度か票を入れていただいたこともありましたが、基本的にはあまり縁のない賞であった、というのが正直なところでした。

 なのですが。今年はありがたいことに、挙げていただいておりました。

 2020年の国内部門に『奇説無惨絵条々』(文藝春秋)。
 発掘本部門に『洛中洛外画狂伝』(徳間文庫)。

 なんと、二部門で紹介されておりました。

 いやー、本当にありがとうございます。

 『奇説~』は(連載をまとめたものなので)三年くらいかかって世に出た本ですし、『洛中洛外~』はデビュー作。もちろん今まで出したどの本も大事ですが、この二作は思い入れが強いだけに、めちゃくちゃうれしいです。
 まことにありがとうございました……!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?