もしかしての九年目です
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記憶が定かじゃないんですが、2013年の3月下旬、デビュー作の『洛中洛外画狂伝』(学研→徳間文庫)が発売しました。わたしはデビュー作刊行を作家デビューと数える派なので、なんとわたし、丸八年、作家活動をやってきたことになります。
おおー。
つまり、あれだ。
わたし、サラリーマン経験より、作家経験の方が長くなっちゃったんだ……。
22歳新卒から、29歳年末までがわたしのサラリーマン歴でした。作家歴は一部サラリーマン歴にかぶるんですけど(賞をもらったのが25、デビューが27歳だったので)サラリーマン時代もほとんど小説家として活動していたことになるのですが、それにつけても感慨深いものがあります。
もしかすると、もうわたしは、元サラリーマン作家です、とは名乗れないのかも知れませんねえ。
いや、たぶん、わたしはもうサラリーマンの苦労を代弁してはならないんじゃないかなーなどと。
とまれ、そうか、九年目か。
谷津は、「作家三年ワンサイクル説」を述べています。
三年で一期と数え、事業計画を立てていくといいんじゃないかというものです。
ちなみに谷津は
第一期:事業立ち上げ → 達成
第二期:代表作の作成、叙述の見直し → 代表作は『おもちゃ絵芳藤』で達成 叙述の見直しについては未達
第三期:代表作の作成、叙述の見直し → 代表作は『廉太郎ノオト』で達成 叙述の見直しについては未達
という感じでお送りしておりまして、第二期からの積み残しである「叙述の見直し」も今年をめどに終わりそうな気配があります。
第三期の終わりを飾る九年目。第四期の弾みとするためにも、今年もきっちり書いていこうと思っておりますのでなにとぞ皆様、お引き立てのほどを。
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