内定を頂いたら喜ぶという不文律が苦手で、だって皆さん仕事や大学には基本行きたくないものとして喋っているでしょう。ともすると、仕事はいきたくないものという風習と、内定が出たらみんなで万歳するという文化が僕の中で共存できず、内定や合格を本心から喜ぶことができない。もちろん行きたくない気持ちは日常に溶け込んだ後のいわば地に足がついた頃口に出る常套句で、一方、万歳三唱は努力が実った！やったー！という一時的な祝辞であることは分かるんだけど、そう考えるとなおさら内定が決まった時の万歳が即物的だと感じませんか？いずれ日常に溶け込んでだるくなるということは分かっているのに…。ステーキ屋さんの雰囲気にほだされて、食べきれない量のグラムを注文してしまうようなものだろう。お前毎回残すじゃないか、短絡的すぎやしませんか？とまで思案してしまう。

単純に喜べばいいじゃんね。

僕が第一志望や本当に入りたい企業に入社した経験がないからか。

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ずっと憧れていた電動歯ブラシを買った。

BRAUNのオーラルB、すみずみクリーンEX。Amazonで1600円した。

最近閲覧したnoteによるとどうやら包装がやけにかたいらしい。ふーん。

さて、

グッ

なんだ？

ちょっと……。

チョキチョキ。

開いた。俺は内定をもらえるほど賢いナレッジワーカーなのでハサミを使いこなすことができる。

さてファーストインプレッションですが、毛先がやけにかたい印象で、こんな固くて大きいのが入ったら出血するんじゃないか、「初めてだと出血するって本当ですか？」なんて都会の女子中学生が先輩に相談するような愚考が頭をもたげたが実際はそれほどでもなく、ほどよく口内をガリガリ清浄してくれる。イメージ的には駅の清掃員が押しているあの業務用のでかい掃除機が口腔内を重点的に掃除してくれている感覚に近い。要するにそこまで荒っぽくない。

バッテリーはNi-Cd畜電池の充電式なのでメモリー効果などを考慮しないといけないみたいでだるいが、まぁ1600円なので相応だろう。

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内定をもらって、卒業して、国家資格も取得したので、僕が大学でこなすべき義務が全て遂行されたことになる。だけどぐったり腰を下ろす期間もほどほどに早速春から働かなければならないわけで、やっぱり手放しで万歳することはできないなと思う。半年くらい何もしたくない。