20200413(月)パズルのピースのような漫画

この春から一人暮らしを始めるのでこの3月はずっと家を探していたのだけど、先日やっと全ての手続きが終わって鍵を受け取った。
今はとりあえずベッドだけ設置して、他の家電は配送待ちだったりまだ揃えていなかったりといった状況です。

一人暮らしをしてみたいとはずっと昔から現在まで常々思っていたのだけど、実際部屋を借りてみてもまだ実感がわかない。まだ暮らしていないからそりゃそうか。これから日を重ねるごとに色々なことが分かってくるのだろうか。

この部屋でたのしくくらせるかな。

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武田一義作『ペリリュー-楽園のゲルニカ-』8巻を読んで好きだと思ったので他の著作『さよならタマちゃん』全1巻も読んだ。

「ペリリュー」は太平洋戦争中にパラオのペリリュー島で繰り広げられた日本兵と米兵との戦争を描いたもので、「タマちゃん」は精巣腫瘍(癌)を患った作者の実体験を描いたコミックエッセイだ。

ペリリューは元々賞も貰っている有名な作品なので、もちろん衝撃的で物凄い漫画だった(泉くんのエピソードや小杉伍長の動向が好き)のだけれど、個人的にはタマちゃんのほうに強く惹かれた。

というのも僕は1、2巻完結の短い漫画が好きで、話数が短いので伝えたいテーマが明確な分、人生の中で突き当たる問題に対してガチっと突き刺さる漫画が多いからだ。

例えば石黒正数作『ネムルバカ』なんかは、やりたいことがわからない10代20代に漫画を通して間接的に何かヒントのようなものを提供してくれる。そういった、まるでパズルのピースのような漫画は1,2巻完結の漫画に多いんだよな。『さよならタマちゃん』は全1巻です。

そういう意味では『さよならタマちゃん』は入院することになった人はもちろん、全ての人において単純に人生観をアップデートさせてくれる漫画であると思う。

パズルのピースの漫画でおすすめあったら教えてください。

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最近日記の更新が滞っていて、何故かというと何も書けなくなってしまったから。

昔からそういう兆候はあったのだけど、言いたいことや伝えたいことを実際に文章に起こそうとしても脳が麻痺したみたいにうまく文章に起こせなかったり、いちセンテンス書き込むたびに自分の文章がひどく稚拙で破綻しているように思えたり、破綻した文と文とのつじつまを合わせるように普段考えてもいない様な嘘を書き込もうとしてしまう。自分が読み返すための備忘録なのに思ってもいない様なことを書くのは駄目なので、そういった一時的なスランプに陥った時は「ま、次は書けるようになるだろう」と執筆途中の日記を削除して布団にもぐっていたのだけど、そんな「書いては消して布団に潜り込む」一連の動作を1週間くらい繰り返していたら、なんだかどんどん書けなくなって、自分の言いたいことも何も言えなくなって、いずれ自分が何をやっていきたいのかもグニャグニャになり、茫然自失のまま全てが終わる。という大いなる予感がしてゾワッとしたので今働かない脳みそに鞭を打って無理やり書いているところです。

と言っても別に書くことないので終わりですが。


ノートパソコンが欲しいです。500円ください