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旧江川端から名古屋城へ 〜庶民文化とものづくりの伝統が残る城下の今昔〜

11 月2日、ものづくり文化の道マイスターの会・中井泉さんと佐藤眞紀子さんのご案内で、浄心駅から浅間町駅までを歩きました。

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この地域には、江戸時代以前から江川という水路があり、農業用水として利用されていました。魚とりや水遊びをするなど、人々の憩いの場でもあったようです。その後、名古屋城が築城されてからは城下町として栄えました。賑やかな水辺の町の様子を想像して楽しみました。

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名古屋城に近いことから、初代藩主義直公が勧請した宗像神社、四代藩主吉通公以降のご位牌を安置する興西寺など、尾張徳川家と縁の深い寺社へも立ち寄りました。地域の人々の信仰を集めてきた寺社が、この地域にいかに多いかが分かります。

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また、ここには今も多くの伝統技能が継承されています。今回はそのうちの一つ、名古屋黒紋付染を製造する山勝染工株式会社の工房を見せていただきました。着物の家紋を金網を使って染め抜く、名古屋独自の技法を知りました。

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この地域の、多面的な魅力に気づく 2 時間でした。


レポート:こんどうあきこ カメラ:中西ヒロトシ

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