「民衆の台所」として、まちを支えた物流の一大拠点
かつて流通の大動脈であった堀川。足を運べば、当時のにぎわいを物語るお寺に神社、橋、そして問屋さんが残っています。そんな堀川沿いを納屋橋から円頓寺商店街までガイドの飯田さんとかつての街並みを想像しながら歩きました。
なかでも、豪商の称号である除地衆に名を連ねた通称川伊藤家に入れたことは感激でした。豪華な建材や欄間などの粋な飾具、美しいお庭に電話室など、どこを見てもこだわり抜かれた室礼が当時の財力を物語っていました。
名古屋駅から近いにも関わらず意外にもたくさんの歴史のあとが残っているため、短い距離の中に見どころもたくさん。参加者のみなさんは資料にたくさん書き込みをしながら、ぽかぽか陽気の秋晴れのまち歩きを満喫していました。
市内では数少ない川辺で、いまの名古屋の繁栄へと続く足跡にたくさん出会えたまち歩きでした。
<レポート:すがじま、カメラ:中西ヒロトシ>
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■やっとかめ文化祭
【やっとかめ文化祭2020】
2020/10/24(土)〜2020/11/15(日)
参加方法はプログラムによって異なります。
詳しくはやっとかめ文化祭公式ウェブサイトよりご覧ください。
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