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ヤットポット
2019年4月2日 08:24
僕たちひとりひとりが発する音はとてもシンプルなものであって良くて、けれどもそれらの連なりが、時折奇跡のように、穏やかで美しい曲を奏でることがある。うすうす、そして同時に確信もしていた。僕たちの間にはいつも一つの曲があったから、あとは連弾をするように手をとって、互いの調子を馴染ませるだけで良かった。なんて懐かしい時間だったのだろうか。なんて優しく、美しい時間だったのだろうか。僕らの出会いは水の反映や