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嫁VS姑&小姑100年戦争No.51

本編48~自営業で、姑の監視もきついので、自由になかなか出られず、段々と私は太っていった。
留守番電話がある頃には、私達が出かけると留守番に電話がかかっており、留守番録音を知らない姑が、「また、こんなら(私達のこと)、食べに行ってからに。」と録音されていた。

「留守番電話にお義母さんの声が入っていたけど、何でした?」といちいち反応せずに一年位、そのままにしていたら、姑の様々な文句の声が録音された。

朝から晩まで家に居て仕事をしているのに、何故外出したらいけないのか?
また、普通、ご飯支度のためにスーパーへ主婦なら、たまには買い物だって行くだろう。
買い物に行っていたというと、「買い物買い物言うて一体全体、何を買うんの?」とオーバーリアクションをするのでめんどくさい。

自分だって行ってるくせにだ。なので、買い物はCO・OPだ。およそ、スーパーで自由にゆっくり食料品を見て買い物をした事がない。盆正月前の買い物はしてくれなくては困るからか、そういう時は電話がかからなかった。

携帯が出来た頃、転送にして歯医者に出かけた。歯医者は仕方ない。急を要する。なのに、歯医者が終わって買い物して帰ろうと思う頃にはもう、姑が電話をしてきていた。

日曜日の昼からの休み以外は、給料日と支払い日にしか外出しないのに、出た時に、うちに姑がやって来て玄関にキューリ(季節の野菜)をぶら下げるのだ。帰ってから礼の電話をかけると、死ぬ程家に居る私に向かって、「あんたはいつ行ってもおらん。」とイヤミを言うのだった。今思い出しても、嫌がらせのストーカーとしか思えない姑だった。~つづく~