肯定的にいきたい

最近絵を見る具体性が上がってきたように感じます。まだ1年ではありますが、美術の道に飛び込んでみて良かったな、と楽しい面の一つの気づきでした。
それから、イラストレーションの雑誌を読んで、昔好きだった絵本の作家さんが誰だったのかを知ることができました。
イラストレーターの方が、過去見た絵本とは絵柄が変化していたので、馴染みのある昔の絵本と見比べてしまいました。
現代的に合わせて進化を遂げている作家さんが多く活躍されていることも、段々合わずに離れてしまう場合と、新たな方が良いと感じて知る場合と、両方があります。
変化が怖いのは、そういうバイアスがあるとは思いますが、柔軟に対応したり、適応していく姿勢を取り入れていきたいな、という気づきにもなりました。
ついルーツを辿るような楽しみ方をしていることが多いのですが、新しいものにも同量の熱量を持って楽しむことを知ることを覚えたのは、視野が広がった感じがあって面白いです。

最近生活の中で、質と量という何かを身につける中での取り組みに関して、具体性に欠けていることに改めて気づくことがありました。
新しいものに触れることへの抵抗感がある一方で、何かを残しておくことが得意ではなくて、捨ててしまうという極端な方法を取ってしまうことがあります。
具体的な部分を知っていくには、目に見える形で比較や、参考にすることで、再度新たに取り組む、という反復が役立ちます。
直面して向き合うことに関しては、精神的苦痛を伴うことも多く、苦痛に焦点が当たっているのか、その先のさらに良いものが出来るようになることに焦点が当たっているかで、行動に現れていきます。
頭で分かっていても、感情がついていかない、納得がいっていない状態だと、思考と感情の衝突が現在進行形で続いている状態のため、一旦立ち止まること、衝突を解消するところから始まります。
無駄に厳しいルールを押し付けてしまうと、長く続かずに楽しみが減って消耗してしまいます。
一方、納得して達成できる行動目標が明確になっていると、肯定的な認識を維持したままで行動の継続につながります。

絵本作家のインタビューの中で、印象に残ったことがあります。それは、「このやり方は私には合わなかった」と合う・合わないを自分基準で明確に区別していたことでした。
併せて「だから、こういう自分のやり方に合わせた取り組み」という具体的な方法をお話しされていた点が、これは参考になるな、と思いました。
合わないことに対して、自分を無理やり合わせるのではなくて、合う方に対しての行動を柔軟に幅を広げていく取り組み方が、結果を出している方の一つの手段選択としていいな、と感じた部分でした。
組織の中で仕事をしている中では、そういった柔軟なやり方よりも、規定の方法に従うことを求められることが通常なので、特別なパターンであることも分かります。決まっていることに従うことが常になると、思考停止・自分の感情停止を引き起こしてしまいます。

生活という自分の裁量で調整できる部分に関しては、適応できる面もあるな、と感じました。
むしろ、生活と仕事とはガイドラインのような線引きの具体的明確化を図った方がいいな、と感じました。
肯定的な面に意識が向いて生活を送っていけると、幸せだな、と気づいたので、それがこつこつと小さく積み重ねていけるように心がけたいです。

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