左肩と肩甲骨の痛みと痺れ4/50代 工場勤務 資材管理
気になるところ(8月4日以降2回来院経過)
1)手の痺れはほぼ気にならないNRS5→1(痛みの10段階評価)
2)車の運転をしても痺れない
3)来院時の左肩甲骨痛NRS5→0
4)アイシングが10分程度で気持ちよさが無くなる
仮説と検証
1)アイシングが不快→深部炎症の減少か消失
2)神経根圧迫もしくは何らかの阻害が減少
3)頸部伸展可動域の増加(2が減少したため)
4)残るは今回の問題点上部胸椎屈曲→伸展させ
、頸部アライメント修正する事(前方頭位姿勢)
コンディショニング
1)仰向けで行う(首がやや仰け反る)上部胸椎伸展エクササイズ試行→以前は手の痺れが出ていたが、現在出なくなるのでホームエクササイズとした。
2)胸郭と肩甲骨アライメント修正のハンズオン手技)
備考
頸部の問題でも特に肩甲骨痛や手の痺れを伴う、神経系の問題は自然治癒時間も長く掛かります。
深部炎症と姿勢変化、どちらも表層からアプローチはなかなか出来ません、しかも問題点は目に見えない閉鎖的な傷とお考えください。
なのでまずは発症しない努力を惜しまない事です、つまり姿勢維持するための柔軟性とご自身で維持する意識で、モーターコントロールを賦活化させ続ける事です。
そして何より諦めない気持ちだと思いました。
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