【二次創作】2021年から2022年に向けての体感/雑記【副業で同人活動】

みなさんは今年の同人活動状況、いかがだったでしょうか。

バリバリ執筆して本を出しまくりましたか?
それとも、今は休眠時期として筆を置いていたでしょうか?

巷の某ウイルス感染状況も少し落ち着き、同人イベントの人出も戻りつつありますね。

もちろん、まだ全盛期には及ばないものの11月~12月の雰囲気から察するに「副業で同人活動」をするには既に充分な環境だと感じています。

もちろん、感染状況が今後また悪化してしまう可能性もありますので油断は禁物です。


・今年の流行ジャンルって何だったの?

今年は「これこそが一番の旬ジャンル!」という判別も難しかった、そんな1年だったと感じました。

呪術や鬼滅はもちろん巨大ジャンルのまま存在していましたが、その他にもリベンジャーズや吸血鬼アニメ等もかなり盛り上がった印象があります。
私YAYAの周りでは某ソシャゲにハマる知り合いも多かったです。

このような「1番の巨大ジャンルはこれ!」となかなか判別しずらい年は稀にあります

1番の旬ジャンルが解りにくいと、なんだかお祭り騒ぎがなくてつまらない…という意見もあるでしょう。

しかし、個人的にはこのような「人気ジャンルがある程度バラけている状況」は副業的には好ましいと考えています。

大手サークルの場合は、1番の旬ジャンルがあった方が大きく収益を得られる機会があるので良いのかもしれません。
しかし、小規模~中規模サークルの場合においてはこの様なバラけた流行の方が一定の利益が確実に得られ、腰をすえた活動ができると考えます。

悪目立ちせずに、高望みしすぎず、副業として月数万円を目標とするならば、このような静かに活動できる状況は好都合だったのではないでしょうか。

もちろん、1つだけ飛びぬけた巨大ジャンルが誕生し、その波に乗るのが楽しい!という気持ちもとてもよくわかります。お祭り感がありますからね。
けれど、たまにはこんな年もいいのかな、と思えた1年でした。


・活動形式の幅が広がった年

対面活動自粛の風潮が起こる前までは、イベントに参加しそれに合わせて書店にも通販で本を卸すという暗黙の常識が少なからずあったはず。

けれど、現在の雰囲気は違いますよね。
書店だけの通販配布も「完全に許された」空気を感じます。

これはイベント会場まで交通費のかかる遠方住まいの人はもちろん、イベント会場に行きたくない人にも願ったり叶ったりな状況だったと思います。

この「本だけ卸してもOK」という雰囲気が今後もいつまで続くのかわかりませんが、来年2022年はまだこの空気は残るだろうなぁと予測します。

そして、対面イベントが難しかった去年~今年にかけてオリジナルや商業に行く人もチラホラ見かけた年でした。

副業の枠を超え、文章や絵を本気でやりたい!という人は、二次創作ではなくオリジナル一次創作に活動拠点を移していったようです。

もちろん会社員をしながら副業としてオリジナル一次創作を執筆する人もいるでしょうが、二次よりも一次の方が「純粋な創作の追及」という意味では純度が高いはず。
(二次創作をdisる意図はありません、二次創作にも創作性はあります。が、一次創作の方が必要とされる創作部分は多いという意味で受け取ってください。)

このnoteでは「二次創作同人活動で副業しよう」が趣旨なので、オリジナルでの活動に関しては詳しく記載しませんが(私YAYAの知識も乏しいので)、上記のような「趣味や副業の枠を越えて本気で執筆活動をしてみよう」という人にはオリジナル一次創作の方が活動は向いていると昨今の業界風潮を見ていて感じます。

一次創作ならば、細かなルールもありませんし堂々を利益追求しても白い目で見られることもないでしょう。

交流でのいざこざも、二次創作活動よりは格段に減ることだと思います。

また「著作権は自分にある」という自信も持てます。

自分は二次に向いてるのか、それともオリジナル一次の方が向いているのか。

環境の変化により、自分自身の活動指針を冷静に見直した人が増えたことも今年の良いことだったなと感じました。


・今年の反省点と来年の目標を立ててみよう!

「シリアス長編を書いたつもりだったのに8割以上ギャグっぽくなってしまった!」
「頑張って年間5冊出そうと思ってたけど、3冊しか出せなかった」
「部数が思ってたよりも出なかった…なんでだろう?」

などです。

振り返りのコツとしては「他人の数字と比べる」のではなく「過去の自分の数字と比べる」こと「同人誌業界の流行も自分なりに観察すること」です。

そして具体的に駄目だった部分と克服できた部分を、箇条書きで充分なのでメモ書きしてみるといいでしょう。

誰に見せるわけでもないので、自分のパソコンのメモ帳機能を使うでもいいですし、手元にあるレシートの裏に書くのだっていいです。

小1時間だけ、市場分析/自己作品分析をしてみることをお勧めします。


その際「分析して書き出してたら自信なくなってきた…メンタルが落ち込む…」という発想になるのは禁物。

感情は抜きにして、他人の成果物を評価するように分析してみてください。(極論、落ち込むのは分析した後にしましょう)

そして分析(達成点/問題点の書き出し)が終わったら、ぜひ来年の目標も立ててみてください

一度自分の今年の振り返りをすることで、無理難題な目標ではなく「ちょっとだけ先の目標」を設定することが可能です。

この目標は、ぜひどこか自分の机の目に付くところに置いておくと良いですね。

同人活動で躓いた時には、その目標を再度見つめ返して、自分自身を叱咤激励することができます。

「他人に応援される」のではなく「過去の自分からの応援」になるので誰かの手を煩わせることもありませんし、なによりもメンタル面で効果があります。

同人活動をしている人の悩みで、「人間関係の悩み」がとにかく多いと感じています。

誰かとのすれ違い、毒マロ、村に入る入らない、嫌いな人が隣配置で辛い、ミュートされてるかも…等です。

個人的に私YAYAは、これをめちゃくちゃ無駄な時間だと思っていて、人間関係の煩わしさに割く時間があるなら1文字1コマでも原稿を進めておきたいと思っています。

自分も決してメンタルが強い方ではありませんが、少なくとも自分にとって二次創作同人活動は「創作をする場所」「副業をする場所」だからです。

今の同人活動での人間関係の悩み、10年後も悩んでると思いますか?
きっと長期間引きずるような悩みではないはずです。
10年後は「あーなんかそんなこともあったかも?忘れちゃったなぁ」となっている内容がほとんどではないでしょうか。

ならば、長期に渡って影響してくる「自分の創作能力」や「自分の口座残高」を気にしていくべきだと考えています。

他人は時として自分を裏切りますが、自分自身の努力は自分を裏切りません。

毎日の少しずつの努力が、それが例え二次創作であったとしても、積み重なっていくものだと信じています。

最後はなんだか自己啓発のようになってしまいましたね。

今年はこの記事で最後の更新とさせていただきます。

自分で設定した「ちょっとだけ先の目標」を各自持って、来年2022年もみんな一緒に頑張っていきましょう。


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