【二次創作】逆カプ、リバ…その他カップリングとの付き合い方【お悩み解決】

「逆カプだというだけで気分が悪くなる」
「逆も好き!この2人ならなんでも好き!」
「地雷は無い」
「あのキャラだけはどうしても苦手で…」
「ノマだけはなぜかダメなんだよね」

同じ女性オタク同士でも、いろいろな趣味趣向があると思います。

時には全く違うカップリングの人と仲良くなれることもあれば、逆カプの人だとわかった途端に疎遠になる寂しいこともありますよね。

今回は女性向け同人の世界あるある、特定のカップリングで活動をしてく上での心得、他のカップリング界隈とのトラブルやその対処法について記事にしていこうと思います。

・地雷がある人の心得

嫌いなものが目に入らないように、SNSではミュートワードを設定し、自分のプロフィールにも○○固定と記載し、イベントの際は自分のカップリングの場所周辺しか歩かないようにする…。

地雷がある人は大変です。

自分の精神を守るため、上記のように各種設定をすることは時間そのものも割かなくてはならないからです。

地雷のない人からしたら「なんでそのくらいのことで?」と言われたり、理解を得られない苦しさもありますよね。

私YAYAも過去ジャンルにおいては完全に固定だったことがあります。

上記設定はもちろんのこと、できる限りの対策をとり日々活動していました。

けれど、それでも、時には防ぎきれないこともあるのです。

その時、どうするか。

これは個人の昔話ですが、逆カプを被弾してばかりであまりにも辛くなった私YAYAはその時は職場の仲の良い同僚に相談をしました。

「こっちは検索避けしているのに」
「ミュートとかも駆使してるのに」

とにかく愚痴を聞いてくれと言い、数分にわたり自分がうけた被害を報告。
同僚は一般人だったため、オタク界でのルールや常識のこともあらかじめ説明してからの愚痴マシンガントークを開始しました。

そしてひと通りしゃべり終わった後の同僚の一言は

「でもそれ絵や文章じゃん?良かったね生活には害ないじゃん。」

は?それはそうだけど?
害はめちゃめちゃあるんですが?
一般人に相談した自分がバカだった!
時間無駄にした~!

一瞬、そう思ってしまったのも事実ですが、心のどこかで「まぁ…絵や文だけどね」と納得してしまう自分もいたのです。

そうなんです。
地雷のある私たちオタクからしたらカップリング戦争は死活問題にもなりうるのですが、よくよく考えてみれば普段アニメも漫画もあまり読まない人からすればただの「絵や文」というだけなんですよね。

同僚はその後「こっちも聞いてよ~こないだ妹が転職先でね…」とリアルな世界で起きた笑えない事件のことを愚痴ってきて、とても深刻な内容で背筋が寒くなりました。

その時最後に残った感想は、自分の身になにが起きるわけでもなし「カップリング戦争や左右の地雷という問題はエンタメのひとつなのではないか?」ということでした。

もちろん「一般人に相談したお前が悪い!」「世界の違うやつに相談することが間違っている!」という意見もあるでしょう。

けれども、私YAYAは過去のこのオタクではない友人への相談でかなり冷静になったことがあります。

地雷だ!逆カプだ!
こう騒げることも、もしかしたらエンタメのひとつなのかもしれない…
と、そう感じたのです。

地雷持ちや特定のカップリングアレルギーの人の気持ちはよくわかります。

けれど、オタクという世界の枠組みを外してみればそれはもう「エンタメのひとつ」になることもまた事実だと思うのです。

自衛することは大事ですし、時には仲の良い友人に愚痴ってもいいと思います。

けれど、同人の世界においての「地雷」はそもそも「エンタメ」の枠を出ないことである、ということも頭の片隅に置いておく必要があるのではと考えます。


・地雷がない人の心得

なんでも美味しい!
大概のものは全て萌えに繋げることができる!

このタイプの人は自衛をすることとはほぼ無縁です。
それゆえに、地雷のある他者を傷つけてしまう可能性が常にあるものです。

「ツイートする時はカップリング名を入れてくれ…」
「ABAってなんだ?ABなのかBAなのかはっきりしてくれ!」
「AB好きって言ってたのにACとかBCも好きなの?ミーハーすぎじゃない?」
「そのカップリングの方が同人誌が売れるってわかったからカップリング変えたんでしょ」

そう言われたり思われることも多々あるでしょう。
雑食には雑食の辛さもあります。

ジャンル内でのローカルルール等はある程度長くジャンルに滞在していないとわかりにくいこともありますよね。
そのあたりは女性向け同人の世界の中でもとても難しい問題だと感じます。

「前ジャンルではこれはOKだったのに」
「このジャンルのこのルールはなんだ?それっておかしくない?」

こう思うこともあると思います。

そもそも、カップリング思考のないオタクの人もいるわけです。右左の概念のない人は表記に関してルーズになるのも頷けます。

基本は、この日本にいる限りは、自由に発言をし、自由に思ったこと感じたことを表現していって問題はないはずなのです。

けれどどうしても女性向けオタク界隈になると細やかなルールを適応せざる得ません。
そのあたりは「校則って学校によって違うよね」とでも思い納得していくしかないのです。

「相手を気遣い発言・発表をしていく」ことにも限界はあると思いますが、自分自身が窮屈に感じない程度には必要なこととも感じます。

そして、あなたの創作で被害を受けた!と連絡がくれば、個別対応をしていくしかありません。

めんどくさいことも多い同人活動の世界ですが、それ以上の楽しさ・喜びがあるからこそ、続いている文化でもあります。

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いかがだったでしょうか。

地雷持ちの人も、地雷のない人も、あるあるの内容だったかと思います。

また、細かなSNSでのトラブルでは過去記事「【二次創作】同ジャンルでの人間関係がウザい!【お悩み解決】」でも取り上げています。参考にしてみてください。

これら記事で少しでも相互理解が深まり、お互いの違いを理解し「そなたは森で、私はタタラ場で暮らそう」というあの有名な台詞にもあるような「適度な距離感」を保って平和に暮らせればなによりです。
これは本来、皆がわかっていることなのです。

けれども、時には

「あっちから攻撃してきたんだ!」
「ABなのにBAの人からなつかれて困る…」
「こんなひどいことをABの人からされた!」
「雑食の人って迷惑行為の自覚ないよね…」

などという話は、今も後を絶ちません。

以下は有料になりますが、「カップリングに関してのトラブルに対応する際に注意すべきこと」を3つ記載します。
具体的な項目は、

①自分はABなのに他のカップリングの人たちからアクションがくる場合

②カップリング雑食だけど特定のカプを描く/書くことになった場合

③カップリング表記していなかった/表記が詳細ではなかった為、加害者扱いされてしまった場合

カップリングに関してのことで困ってる人への処方箋になれば良いなと思い記載いたします。
興味があれば読んでみてください。


(以下有料)・カップリングに関してのトラブルに対応する際に注意すべきこと

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