こんにちは、吉川です。

企業のプレゼンの場や商談の際に、
「弊社のビジョンは〜」
「私のビジョンは〜」
といったフレーズをよく耳にします。

『経営者の仕事はビジョンを語ることだ』
と言われているくらい、企業経営にとって重要なビジョン。現代では企業や組織だけではなく個人の人生にもビジョンを持つことが重要視される時代になっていると思います。ビジョンは、よくミッションと一緒に聞くことも多いと思います。

◆ミッションとビジョンとは？
そもそもミッションとビジョンとは何なのでしょうか？

・ミッションとは
目的、果たすべき使命、社会にどう貢献するかなどの存在意義という意味になります。
なぜその事業をしているのか
誰にどんな価値を与えるのか
という質問に対する答えが、ミッションとなります。
ミッションは経営にとって最も重要となる幹だと思っています。幹が太くてしっかりしていると、ブレない事業や活動ができますし、ミッションは視座によって惹きつけ方も変わるので、視座が高いミッションかどうかも私は大切なのではないかと思います。
※視座
「物事を見る上での立場」のこと。物事をどの位置から捉えるのか
https://solution.lmi.ne.jp/column/c200

・ビジョンとは
ビジョンは、「実現したい未来像」という意味になります。
ミッションを抱いてビジョンの実現に向かって進むといったイメージでしょうか。
ビジョンは、お客さまが応援したくなるような
会社のスタッフ、チームのメンバーがワクワクして実現にむけて働きたくなるような、
そんな「未来のワンシーン」を映像でキャッチできるように伝えることが大切だと思います。
また、ミッションは経営者が自分の想いを掲げるのに対し、ビジョンはスタッフやメンバー、仲間と実現にむけて一緒に目指していく姿となります。
経営者の方の中には、ビジョンを社員やチームメンバーと共有することがきっかけで、一体感が増して目標達成ができた方も多いと聞きます。

◆​​​​ビジョンには、人や組織を前進、成長させる力がある

経営者やリーダーが、将来像であるビジョンを語ることで
ゴールがクリアになり、不安が減ったり、能力や行動が引き上がることが多いと聞きます。
『人は理屈で納得し、感情で動く』とされ、感情を動かすのは「想像すること」だと言われています。
ビジョンを想像することで、より行動や今やっている事が楽しくなり、エネルギーが増すとも言えるのではないでしょうか。

『経営者の仕事はビジョンを語ること』
ビジョンには鮮度も大切。ブラッシュアップしながら人や組織のワクワクするような未来像を描き、共有して、成長させていきます。

今日もありがとうございました！
吉川康弘（よっしー）

<参考文献>
https://www.uicommons.co.jp/topics/a122
https://prdx.co.jp/visions-prdx/mission-vision-value/